2019年11月28日

マチネの終わりに

久しぶりに特に用事のなかった今日、義父を市の中心部まで送ったあとで、「ささしまライブ」という名駅の南に新しく開発された地区に足を運んでみた。
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いつもの高層ビル群を違う角度で見る。足元には南西の三重県方面に向かう関西線と近鉄の線路が走っている。
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屋上庭園のあるビルは暖かい季節なら涼を感じるのだけど
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まもなく師走の時期に吹き付ける北西の風で寒々としていた。ウィークデイで人通りもまばらだ。
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テナントの店をチラチラ見ながら時間を潰す。敷地内に大学があるので若者向けの店が多い。楽器店や練習スタジオもあった。ここはまた訪れたいな。
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11月終わりからクリスマスまでの時期は仕事の大波と夜のお付き合いも多くなるのだけど、その後の年末年始の連休があるのでなんとなくわくわくする。
それで、道を挟んだ近くのシネコンで映画を見ることに。ハリウッド映画か邦画か迷ったけど、結局邦画を見ることにした。
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で、本日見た映画は「マチネの終わりに」
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ギタリストとジャーナリストの大人の恋の物語だった。
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いろいろな事情があって陰謀があって、世界情勢もあって恋の生末は紆余曲折で、最後は・・。なぜが、「アンジャッシュ」のコントも連想させられた。「未来が過去を変えることもできる」という言葉が印象に残った。
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2019年01月13日

こんな夜更けにバナナかよ

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筋ジストロフィーという障害のために車いす生活となった主人公。ボランティアに支えられて在宅生活を送っているが、進行性の疾患のため、やがて自発呼吸すら困難になってくる。でも、思いっきり周りに不平不満を言い散らして迷惑をかけながらも愛された人生の物語。
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手足が全く動かないので、生活のすべてを人に介護してもらわなといけないというのは想像するのも恐ろしいことだ。生きるすべてのことを他人に頼るということ、それは、食事、排せつ、清拭、新聞やテレビからの情報収集など。さらには性に関することも含まれる。
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例えば、車いすで横断歩道を渡ろうとしている人に当たり前のように声がかけられるだろうか、当たり前に声がかけられるとして、では、歩行して渡っている人にも普通に声がかけられるだろうか。それはできないだろう。なぜなら理由がないから。障害を持つことを理由にしてなにかをしてあげる、という感覚。そんな感覚に違和感を覚えることはないだろうか。
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障害があればそれに付き合っていくしかないわけで、そのやりきれなさを周りに吐き散らかしながら、そこにいるのが当たり前という存在になること。何周回も頭にグルグル考えが回る。実話をもとにして作られた映画だということで、実際の場面はどうだったんだろう。筋力が弱って、感情をこめた言葉を発することもできないようなことも多かったのだろう。実際の現場での困難を思いながら映画を見終わった。
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2018年10月17日

日々是好日

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美しい恋愛や激しい戦闘シーンや自然や宇宙の冒険などの過激な内容でなくても感動できる映画。
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若いころの気負いは、後で思いだすと気恥ずかしくなることも多い。若者のファッションは異性の気を引くためであって、そんなホルモンが放出されなくなった老人には滑稽に見えるものだ。お茶の世界では若いころの情熱も年老いた枯れた味も受け入れてくれる。主人公は若いころから習いごととして通っていたお茶の稽古場の主の先生(樹木希林)が掛け軸にある日々是好日という言葉と伴って人生の達観を映画の観客に話すでもなく伝えてくれた。

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物語は主人公の幼いころ見た(両親に無理やり連れて行かれた)「道」というイタリア映画の意味が子供には理解できなかったという回想シーンから始まる(この映画は自分も幼いころに親に連れて行かれたような記憶がある)。

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やがて主人公は女子大生となりお茶を習い始める。就職や恋愛、父親の死といった人生の中の出来事の大波もあるのだけど、お茶の場の中ではそんな出来事も稽古場の静けさのなかで何カ月もの時間を通してやがて波は静かになっていく。

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作法は順を考えるな、慣れなさい、そのうちに体が勝手に動くようになります。と先生は言う。その意味も何年かするうちにわかってくる。
「日々是好日」という意味も、お茶の習いの形式も、全てが一生を通して見返してみると分かってくるのだと思った。

シーンとシーンの間の沈黙も一つの表現だし、和室やお茶の道具、日本の庭園の描写も美しく、エンドロールでジーンと涙があふれた作品だった。
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2017年11月02日

ブレードランナー2049

ブレードランナー、最初の公開が1982年、35年前だ。記憶に残っている有名なSF映画でいえば、ターミネーターが1984年、スターウォーズが1977年、エイリアンが1979年となっていた。いずれも続編が製作されてヒットしている。
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どの映画も独特の世界観があってそのオリジナルの世界をいかに続編に引き継ぐのかが監督の腕の見せ所だ。また、プロデューサーは、2匹目のドジョウを狙う製作会社上部の意見と、いい映画を作ろうかという監督の意気込みに挟まれて苦労をすることもだろう。今回の映画はどちら側に立った作品だろう。
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さらには、あの映画音楽の独特なサウンド(ヴァンゲリス)も記憶に残っているのだけど、この印象を壊さないように、シンセの壮大な曲も引き継がれていた。また、IMAXという音響効果と映像効果(3D)をミックスしたシステムが映像の中に入り込むのを助けてくれた。
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そして、雨の夜のアジア(日本?)の雑踏の中で食事をする主人公の周りの投影される3D映像とか空飛ぶ車とか
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前編からのイメージをさらに現代の映像技術で発展させることができたと思う。が、。。
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今のCG技術はミニチュア模型を使っていた時代とは別次元の出来栄えになって、どんなことも普通のように感じることができる。また現代自体が、オリジナルの出た時代から35年も経過して、その頃から、はるか未来になっている(例えば今では誰もが手のひらに乗るコンピュータ、スマホを持っている、小指の先ほどのチップに膨大な情報を記憶させることができる・・)ので、そういう意味では感動が少なくなってしまっているのが残念だ。
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まあ、しかし、「レプリカント」とか、「解任」とか、「レイチェル」とかいう単語に、おお〜という気持ちになってしまったなあ。。周りの観客さんもコアな方が多かったようで、長いエンドロールが終わるまで席を立つ人がほとんどいなかった。上映時間が3時間弱という長編だけど、楽しむことができた。さあ、もう年末だ。11月はハードだけどなんとか乗り切りたいな。
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2017年09月24日

ダンケルク

連休は天気もよかったのだけど、このところ疲れ気味で家の周りを走ったりしてウロウロするだけで終わりそうだった(ぼ〜っとしていて昨日何をしたかまだ思いだせない(笑)。
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このまま休みが終わってしまうのももったいないと思い、映画「ダンケルク」を見に。ダンケルクは、フランスの領土の西北部の海岸地帯の地名だ。
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1940年、ドイツ軍の侵攻により、30万人以上のイギリス、フランス軍はこの場所に追い詰められ、海岸からの撤退を試みる。
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映画の中では、最後の一瞬以外ドイツ軍の兵士の姿は出てこない。戦闘機や魚雷が機械の化け物のように生きる兵士を襲ってくる
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アイマックスシアターなので、爆弾の炸裂する音が重低音の迫力で迫ってくる。戦闘機同士の空中戦もすさまじい。それにしても、爆撃の時にはやはり地面に伏せて手で頭を覆うのだなあと思った。
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撤退のために、民間の船(観光船、漁船?)が大量にチャーターされる。船に乗る民間人の姿や街並みは日常で、その周りを戦争という非日常が覆い尽くしている。今の日本の平和な当たり前の姿も保証されたものではない。自然災害に散々ひどい目にあったこの国だ。戦争を防ぐ叡智を働かせてほしい。
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2017年04月23日

3月のライオン(後編)

前編からひと月もたたないうちに後編が公開された。連れはもともと将棋には興味はないのだけど、前編の人間模様、作品の雰囲気が忘れられず後編が楽しみだったという。
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将棋の対戦の場面では将棋の盤面の駒の並びの描写はほとんどなかった。その代わりに実際の棋戦では長い対戦時間の間ほとんど無表情のことが多い棋士の表情がデフォルメされて喜怒哀楽を伝えられていた。
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とはいっても、下手な役者が演じるボクシングのように白けるのではなくて、将棋というデジタル世界の勝負の背後にある、それぞれの棋士の生い立ちや人間模様を想像させるのに余りある素晴らしい演技を見ることができた。
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また見覚えのある現役の棋士があちこちで出演していて「あっあの人知ってる棋士だ」という場面もあった。
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長い原作をもとに映画化したということで、登場人物にそれぞれの物語がモリモリだったので、どうやって締めに持っていくのだろうと心配だったのだけど製作の努力で大団円に持ってきたのに感心した。作品として完成度が高く、お勧めの一本です。
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2017年04月01日

3 3月のライオン(前篇)

将棋は自分では駒の動かし方がわかる程度だけど、毎週日曜のNHK杯は録画して、疲れた時や、なにか忘れたいことがある時などに何回も見返している。何分間も動かない盤面をじっと見て、解説をぼおっと聞いているとなぜか現実のことを忘れてここちよい気持ちになってくる。そして眠気が襲ってきていつのまにか寝てしまう。これが自分にとって最高のストレス発散法なのである。
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プロの棋士になるには小学校のころから激烈な勝負の世界で相手や自分の中の欲と戦っていかなければならない。天才と言われた子供も、そんな世界の中では、周囲はみな天才なのだからそれまでの自尊心を打ち砕かれ挫折して去っていくものも多いと聞く。
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同じ年代の棋士が2人並んで、「今の天才と、元天才」というような題で写真を撮られ傷ついた棋士もいた。そういえば、その傷ついた棋士の師匠の家庭って、今回の映画のケースにある意味似ていた。
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そんな現実に存在する棋士のエピソードを思い出しながら映画は進んでいく。
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で、宗谷冬司っていう棋界の頂点に立つ棋士が登場。もちろん羽生さんをイメージして描かれた人物だ。
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そういえば、羽生さん、勝負の終局で、勝勢の時には手が震えるっていう癖(?)がある。この映画ではどうだったろう。そんなことまでも忠実に描かれていただろうか?・・と思っていたら、流石にそれはなかった。
・・・と最初は思ったのだけど、実はそうではなくて。というようなことも考えさせられる場面もあったりして楽しめる作品だった。
もちろん将棋の知識のない人にも楽しめる作品です(お勧め)。
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2017年02月27日

ものすごくうるさくて、ありえないほど近い

2001年の911テロの10年後の2011年公開された映画
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2011年の無差別同時多発テロを扱った映画は数年後からポツポツ出始めた。数時間で数千人の命が失われたのショッキングかつ重大な事件はたくさんの米国人の心に深い傷をのこした。
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主人公の少年の一家の主もそのテロの犠牲になった。息子はおそらくASDという障害をもつ子供で、知能は優れているが対人関係を築くのが困難だった。
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最愛の父親を亡くしたが、それを受け入れられず、母親にあたりちらす。彼なりに父親が残してくれた何かを探そうと計画を立てて実行する。
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911以前には繁栄と平和をあたりまえのように享受していた米国だけど、あたりまえはあっという間にそうでなくなってしまった。そして、犠牲になった人々の一人ひとりの家族にはさらに深い傷をのこした。それを受け入れて立ち直るのには金銭的なことを別にしても、数年以上の月日が必要だっただろう。
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この映画はそんな数千人の犠牲者の中の数千分の1の家族をモデルにしたものだった。不条理は21世紀の時代にも世界中のそこここで起きている。2011年の日本の大地震もあっという間に何万人もの命を奪って、さらに原子力発電所が爆発するという想像を絶する災害をもたらした。この出来事から今年で6年だ。たくさんの傷ついた人、いまだに東北で復興に携わる人々が多数いる状態なのだけど、2020年にむけ、映画やアニメ、小説、音楽などいろいろな形でいろいろな面からとりあげてほしい。たとえそれが傷口を広げることがあったとしても忘れないために。
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2017年02月05日

キセキ あの日のソビト

歯科医師4人組のバンド「GReeeen」の物語。
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主人公のヒデは、子供の時からから父親のように医師になろうとした夢を歯科医師に乗り換えて何とか歯科大学に入学した。大学でサークルに入って3人のバンド仲間と出会い、そこでオリジナルの曲を作る。そのデモを同じくバンドの夢を追いかけていた兄に聞いてもらってプロデュースをお願いする。
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アパートの一室を改造したようなスタジオで録音して曲を作っていく。音入れは押入れの中だ。現在は、こんな環境でもパソコンといくつかの機材を組み合わせれば凝った曲が作れる。もちろん、曲を作る才能と詞を作る才能、歌唱力がなければかなわないのだけど。
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音楽の才能と歯科医師としての将来の夢を両立させる勇気、そしていろんな人との出会いがあってこそ、あの有名な曲(キセキ)ができなかったのだと感じた。
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厳格な父親に、勉強一筋に育てられるのだけど、音楽にのめりこむ子供たち。結構自分の育った環境や今の自分の家族のことなどにダブることもあって、考えさせられてぐっとくることもあった。いい映画でした。
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2016年12月27日

海賊と呼ばれた男

日頃の仕事の勢いと重さの惰性が大きくてなかなか止まれず、もう師走も残りわずかになってしまった。
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でも、23日以降は急に仕事の荷が軽くなって前につんのめりそうになった。気分を変えようと映画館へ。
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同名のベストセラー小説の映画化したもの。原作は読まず先入観なしで見てみた。
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実際に存在した出光興産の創業者をモデルにしたという。大正時代から石油という新エネルギーの未来を信じ、数々の困難を乗り越えて会社を拡大していく主人公。
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しかし、戦争で会社を含めて国ごと破産したような状態になった。さて、どうやってこの最大の難関を乗り切っていくか。。映画の手法としてか、原作からそうだったのかストーリーの上で明確な敵と味方を作って(味方側にはハンディがある)、で、苦労の末に敵を打ち負かして、万歳!という単純な作り方なのでわかりやすい作品だった。

・・けどどうも単純明快すぎて、しらけてしまう感じも正直したなあ。
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2016年09月17日

君の名は。

さて、どうやって書いたものか。この年でアニメを見た感想というのも気が引ける。
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映画館で上映前の予告編の映像が美しかったこと、ストーリーが面白そうだったことと、RADWIMPSの曲もよかったので上映館に足を運んだ。
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年頃の男女が朝起きると入れ替わってるって、若い時によくある妄想で、これがまず若者に人気を呼んだ原因だろうな。
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これに夜空に弧を描いた彗星から降ってくる隕石の映像が美しく重なって、それがまた新しいストーリーの元になっている。
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そして、この辺りで、二人の間の空間と時間がそれぞれ独立したもので、それぞれの宇宙を女の子(三葉)の髪ひもが結ぶというような展開になってくる。
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複雑なストーリーに時々、RADWIMPSの曲が流れて、これが複雑さに混乱した頭の中に一服の休みの時間を設けたと製作者は語ったという。曲がエンドロールだけに流れるパターンとは明らかに違って、曲自体を映画に溶け込ませる演出も好感が持てた。

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男女に髪ひもを通して映画の中でつながった二つの世界。平行宇宙というものだろうか。

映画を見ながら、こんな映画の世界を自分の人生にたとえた人も多かっただろう。もし、あの時こうしていたら今の自分は、あるいは世界はどうなっていたんだろう、なんて考えてみる。今の自分の仕事も、20年くらい前からのふとしたきっかけから始まってつながっている。もしあの瞬間に、あの場所にいなかったら完全に違う人生を歩んでいたかもしれない、平行宇宙の向こうにみえる自分を見てみたい、、などと考えた。
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2016年08月21日

「日本のいちばん長い日」と「シン・ゴジラ」

盆休みは、特に旅行に行くでもなく、親類への挨拶や日帰りのサイクリングなどで過ぎて行った。年を取ると家族旅行も子供とスケジュールが合わないこともあって企画が難しくなる。

家にじっとしていた日は、終戦の日の前後に、TVで戦争を題材にした映画を録画して見た。題名は「日本のいちばん長い日」だ。同名の小説を映画化したもので、以前にも同じように映画化されたこともあったという。

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太平洋戦争も昭和20年になると、敗色が濃厚になってくる。戦争を遂行することは政府関係者にとって困難であることは明確になっていたはずだ。

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4月から内閣は鈴木貫太郎が総理になり、組閣を始めるが、この状況をいかに打開するのか、特に軍関係の大臣を任命するのに悩む。

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陸軍大臣に任命された阿南も、政治と、陸軍の派閥や、海軍との関係で悩む。そんな中でも戦局はますます悪化して、8月になって広島、長崎に原爆が投下され、連合軍はポツダム宣言の受諾を迫ってくる。

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未曾有の事態に陥った時に国はどのように対応するものか。戦争を始めるときにもかなりの政治的な論争があっただろうけど、日清、日露で勝利してきた日本国には敗戦の経験がない。だから、戦争をやめる手続きはなおさら大変だっただろう。こんなときに昭和天皇の果たした役割は大きいものがあっただろう。

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このような終戦の日までの日本の中心部の混乱を、ノンフィクション風にこの映画は描いていた。玉音放送をめぐる若手将校の反乱もあったが、なんとか納めて終戦を迎える。かろうじて政府の体を維持した日本は、なぜ、それほど粘り強かったのか考えるヒントをもらった映画だった。

そして、「シン・ゴジラ」



これは、毎度おなじみ、日本に迫る危機についての映画。この映画では、特に「戦争」を「ゴジラ」にたとえていたと思った。ゴジラの動き、ビルの破壊などCGを使う最近の映画は、実写と変わらないといっても過言ではない。

ここまで来ると、子供相手の映像とは言えなく、実際に日本が巨大な生物に襲われた時どのように政府が対応するのか、自衛隊を出動させるのに法的な瑕疵はないのか。など現実の物語のような映画になってくる。ある意味、「日本のいちばん長い日」と同様のノンフィクション風の映画になってくる。

ゴジラが東京を破壊し、それがただ事でなく、世界的な危機になる。こんな危機は、311の大地震ために爆発した原発の後処理を思い出させた。敗戦の傷を負い、米国の核の傘の下で安全を保障されている日本はまだ自立することができないのか。「戦後は続くよどこまでも」なんて役者に話させていた。

最終的には、子供さんも喜ぶような仕掛けでゴジラをやっつけるのだけど、なかなか出来の良い映画だった。

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2016年07月04日

トゥヤングトゥダイ!若くして死ぬ

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映画の面白さは金をかけて、壮大な規模のものを作らなくても、発想が面白く皆のやる気さえあれば成功するものなんだと思った一本だった。
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バス事故で亡くなってしまった主人公は死後の世界に、それも現世で悪いことをしたという理由で地獄に落とされる。
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悪いことっていったい自分がどんな極悪非道なことをしたのか覚えがないのだったけど、女子にモテたい一念で作った曲が自殺を連想させるような内容だったから、というような単純な理由だった。
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まあ、理由は適当でいい。どこにでもいる女子にモテたい高校生が地獄に落ちて、そこでバンドに入って特訓する、という発想がすべてだったろうな。地獄の風景が、安っぽいハリボテみたいなんだけど、これがいい味を出していた。別に体が真っ二つになったり腕が引きちぎられたりしなくてもいいのだ。
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主人公はそこでいろんな鬼と友達になり現世に送り返されるようにバンドの特訓をされる。にしても、10代の男子の性事情が赤裸々に描かれていたりして、アベックで見るにはちょっと勇気がいるかな、でもこの映画で笑い合えるような仲の二人なら本物だろうな、とも思った。
それと、人生の面白さってなんだろう、どんなにつらい地獄のような世界でも愛する君がいれば天国、どんなに平和でも君がいなければ地獄っていうような言葉があった。たしかにそうだなあ。職場でも同じだ。いろいろあっても精神的に惑わされないような環境にあればいい職場になる。いい上司に巡り合えて充実した仕事ができる仕事場は天国なんだろうなあ。でも、この世の地獄はなんとかして変えていきたいものだ。
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2016年06月16日

海よりもまだ深く・植物図鑑

見溜め、というわけではないけど、最近映画を見る時間を作ることができるようになった。

まずは、「海よりもまだ深く」
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監督は、「海街diary」の是枝裕和で、キャストも豪華なものだった。
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冒頭は、樹木希林演じるおばあさんと、小林聡美演じる娘の長話からはじまる。そこが、何十年も前に建築された日本の団地の一室だ。子供が独立して団地を出て、さらに夫にも先立たれて一人暮らしとなって時々訪れる娘や孫を楽しみにして待つ姿は生々しい。
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阿部寛演じる妻子に逃げられてしまったダメな息子は、昔取った杵柄の小説の賞にしがみついて、現実的な生活から逃避してばかりだ。そんな中年のダメ息子が夢を追うことと家族を取り戻すという2つの道のよりどころを何とか見つけるという物語。


次に「植物図鑑」
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原作は、小説家の有川浩さんで、「図書館戦争」でも有名だそうだ。
こちらは、理由あって都会で一人暮らしのOLがふとしたことから一人の男性を「拾って」一つ屋根の下で一緒に暮らすようになる、という不思議なストーリー。
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その青年は、まさに草食系で、草花を愛し、主人公の高畑充希のために毎日弁当を作ってあげる。道端に育つ野草を使った食事を作るのも得意だ。そんな二人がやがてお互いに惹かれ恋に落ちていく。でもある日突然彼が失踪してしまう。。

「海よりもまだ深く」はすごく現実的な作品。「植物図鑑」は夢のような作品。それぞれの作品を楽しむ人の年齢層や男女比が違うのだろう。

どの作品でもそうなんだろうけど、導入部っていうか、その作品のなかに観客をいかに引き入れるかという、冒頭の部分は、「海よりも・・」では、母娘の長話、「植物図鑑」では雪の降る中で、現実とも夢の中ともとれるような、青年との出会いの表現があって、それぞれに監督の工夫やこだわりを感じた。

「海よりも・・」は、全てに少し肩に力を入れすぎたように感じた。映像の向こうに見える監督さんを始めスタッフの熱意が垣間見られるのだけど、それが、少しばかり目立ちすぎ、というか。「植物図鑑」は、逆に肩の力を抜いて見ればいい作品、というのだろうかな。軽すぎ、ということかも。。



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2016年05月30日

アイアムアヒーロー・ソロモンの偽証

最近は邦画を見ることが多いけど、その製作についてあれこれ考えさせられることも多い。邦画って、いいものはじわじわと感動が広がることことがある一方、見始めて、ちょっと赤面して、「よくこんな(ヒドイ)作品を・・」などと、人ごとながら、製作会社の人に同情してしまうこともある。

映画ってどういう経緯で作られるようになるんだろうか。歌なら、曲が先か、詩が先か、なんていうことが作者によって違うのだけど、映画は、監督が先か、作品が先か・・。製作会社が、次はこの作品を、あの監督で、という風に決めるのか、監督が、この作品を是非やらしてほしいと注文するのか、あるいはプロデューサーが全てを仕切っているのか?

まあ、どっちにしてもいいものができればいいのだけど、素人の自分が見ても、あまりにも詰めがあまい作品があるので、邦画の前途が不安になってくる。

それと、原作に対する向き合い方。漫画が原作の場合、それを忠実に映画化するのは問題があると思う。というのは、連載漫画は、例えば、週刊誌なら、連載の度に一回ごとに盛り上がるように作らないといけないのだけど、全体としてのストーリーが練られていないものが多いからだ。

これが、原作が推理小説なら、犯人を推測させるような仕掛けを各所に作って登場人物も、それほど個性的な人でなくてもいいから(というか、印象から受ける個性を逆に裏切る設定がされることもある)、設定が荒唐無稽でも、かえってそれによって、作者のものの考え方や社会への問題提起などがデフォルメされて浮き立ってくる。映画化してもそのまま起承転結を伝えやすいと思う。

で、今回の題目の、「アイアムアヒーロー」と「ソロモンの偽証」はどちらに属するのか。
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まあ、あまり批評はしたくないのだけど、ゾンビに永延と追いかけられるだけの映画ってどういう意味があるのか。映像の作り方は、CGを駆使して最高の出来だと思うのだけど、それに酔ってしまっているように感じられた。昔、レコードの時代、ステレオが始まった時に、左右で違う音が出ることを強調したレコードがたくさん作られた。ピアノは左、ベースは右っていう具合だ。でも今これを聞くとすごく違和感を感じる。

映像作品もそういうことが言えるだろう。つまり、CGを駆使して、体が引きちぎられたり、頭が変形したりすることを強調ばかりして、「どうだ、すごいだろう!」というような出来の作品は、将来見たら、かなり恥ずかしい感じになるのだろうな、と思った。
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一方後者は、CGなんて(恐らく)まったく使わず作られたものだけど、(読んでいないけど)原作にある設定が映画としてもうまいこと再現されていた。見終わった後に余韻に浸る気持ちになったのが何よりも自分なりの感動を表しているのだろうな。

アイアムアヒーローは、作品として成り立たせるためには、ストーリーの変更は絶対に必要だったろう。(コミックを読んだわけではないのだけど)、週刊誌の連載ごとの盛り上がりを忠実に再現する必要はなくて、映画作品としての起承転結は考えないといけないと強く思った。

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2016年04月25日

あやしい彼女とソラニン

このところ行事が立て込んでブログを更新する時間がなかなかない、というか、ネタが見つからない(笑)。
で、いろいろ考えたけど、今日は最近見た映画を2本少しばかり感想を。
まずは、「あやしい彼女」。
2週間ほど前に見たので、もう忘れがちだけど、思い出しながら

韓国でヒットした映画のストーリーを日本のものにアレンジして作ったという。
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70過ぎの「いじわる婆さん」のようなキャラクター老女が魔法(?)によって20歳位の美女に若返り、でも心は「婆さん」なのでそのアンバランスに周りが大混乱、といったようなストーリーだったかな。
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ひょんなことから、歌の才能を認められて、だんだんと大きなステージに出るようになる。「歌のうまさ」っていうのは、声の質や音程の正確さ、リズムやビブラートなどだけでなく、歌うヒトの内面から発する雰囲気も重要な要素なのだろう。
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「婆さん」の人生の経験が、若返ってもその歌に入って、聞く人に不思議な感動を与えた、っていうようなことを感じるべきであったろうな。
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加えて、主人公の多部未華子ちゃんがキュートで素敵だったのと、歌もうまかったし、脇を固めたバンド(anderlust)もすごくよかった。どうもこの映画の音楽監修は、小林武史氏がからんでいるようで、なるほど、と感心したのだった。




もうひとつの映画「ソラニン」。

こちらは、映画館でなく、DVDで見た。
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人気のあったコミックを映画化したとのこと。学生時代にバンドを組んでいたけど、卒業とともに、社会人になりバンドへの熱は自然に冷めていく。
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でも夢をあきらめきれない中心メンバーの種田は、魂を込めて曲「ソラニン」を作る。
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でもその曲でメジャーデビューすることができなかった。
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事件があり、種田の彼女芽衣子は恋人を失い、ひとりぼっちになってしまったが、種田の残した思いを実現させようと、残されたバンドメンバーと猛烈に練習をする。ラストは、彼女のボーカルの曲が流れる。

どちらも、音楽を題材に、失った夢や人、時間を追いかけるというストーリーで、それが映画ならではの効果や音が加わり、感動できる内容になっていた。おすすめの2本、ということになるだろうな。




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2016年02月08日

信長協奏曲

信長は言い伝えられるキャラクターがユニークで、いろいろな小説、漫画、アニメなどで取り上げられることが多い。今回は、タイムスリップした若者が信長と入れ替わるという設定の映画、信長協奏曲を見に行くことに。
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原作は漫画で、それが評判が良くて、テレビで放映され、今回は映画化された、という作品のようだ。
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前半、少し寝てしまったけど、合戦の場面で目が覚めた。
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陰謀や共謀、政略結婚など波乱の戦国時代を描くには、その騒動の度に原因→結果のための「盛り上げ」が必要で、BGMが突然無音になったり、騒々しいものになったりして見ていて疲れたけど、仕方ないものなのだろう。
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やんちゃな性格の妻の帰蝶が、だんだんと信長に惹かれていくのが見ていてかわいかった。最後のシーンには観客のズっという鼻をすする音が聞こえて少し感動した。
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試験が終わったのだろうか、中高生の観客が多く、彼らの興味が歴史に向かってくれればよいのだが、と思った。
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この日は、朝には10kmほどジョギングしたのだけど、いつものコースが工事中になっていた。津波対策だろうか。
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で、映画館の帰りに、こんなものを買ってみた。

スマホにクリップで付けることができる広角レンズだ。
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これが
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これくらいの画角になる。0.4倍ということだから、相当な広角になる。周囲はケラれるけど。
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で、名駅にでて、新しいビル群の写真も撮ってみた。。ここで、1mくらいのところから落下したら、見事にレンズに傷がついてしまった(涙)。
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高校クラブの飲み会でやけ酒飲んで二日酔いになった一日であった。
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2015年07月16日

海街ダイアリー

台風のため朝から大雨の休日だっ今日みたいな日は、映画を見るに限ると思い、久々に映画館へ足を運んだ。
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映画館は朝一番から、夏休み狙いのハリウッドのSF大型アクションの「ターミネーター」とか「アベンジャーズ」の封切りの直後で切符売り場は長蛇の列だった。15分ほど並んだが、邦画のこの映画は、封切り後暫くたっていて見るヒトも少なくゆったりすることができた。
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鎌倉に立てられた古い日本家屋に住む3人姉妹に、死に別れた親の都合で、腹違いの4人目の末っ子が同居するようになる。
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同じ場所に住む4人の女性がそれぞれ仕事や学校での友達や異性との関係で悩みを持っている。また母親が違うという出生に関する悩みも親戚が集う法事などの行事の際に、とげのように姉妹の関係に傷をもたらそうとする。
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祖父母から父母、親戚に囲まれたときに、何年も、何十年も会うこともない、そういう人の何気ない一言から、毎日一緒に仲良く、クラブの合宿のように暮らしている彼女たちの仲にさざなみが広がることがあった。
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でも、そんなことも、おだやかな海にきらきらと光を反射して時々打ち寄せる波のようなもので、4人の生活はおだやかに過ぎていく。
祖父母の時代から庭に植えられた梅の匂い、祖母の浴衣の匂い、親に作ってもらったボタ餅の味、近くの食堂のおばさんの作った名物アジフライ、父親の好きだった、しらす丼など、親や知人が亡くなっても、時に感じるその人の残された記憶の雰囲気のかけらを共有しながら古民家に生きる姉妹が描かれていた。見た後に爽やかな気持ちになるいい映画だった。
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2015年01月02日

見えないほどの遠くの空を

暮れから正月はのんびりと自宅で過ごしている。正月の料理や娯楽番組も食傷気味になってきたので今日は録画しておいた映画「見えないほどの遠くの空を」を鑑賞した。
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3年ほど前に封切られた映画だ。大学の映画研究部を舞台にした物語。映画の作成は、脚本、撮影、照明や録音、監督に配役まですべてその部で行われる。
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卒業前の最後の作品になった映画を撮り終える寸前にアクシデントが起きる。その作品のラストシーンについて、女優役だった憧れの彼女と意見が合わなくなり、議論が高じる。
そこからストーリーが始まるのだけど、監督の映画に対する思い入れ(とか、大学時代への郷愁)が各所に寄せられていて自分もその思いに共感する事が多かった。作品の中の作品は未完成で終わって、ラストシーンをどうするか、ということで物語が進んでいくのだけど、この映画自体のラストシーンはどうしようとしたのか、これまた監督の悩みが伝わってくる。大学を卒業して自分を捨ててなんとなく生きていくのがいいのか、それとも、思い切って冒険の人生を歩むのがいいのか。お金はかかっていないけど、心にしみ込むいい作品でした。
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2014年12月29日

バンクーバーの朝日

戦前、カナダのバンクーバーに移民した日本人が作ったアサヒという野球チームの活躍を描いた作品。
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日本人は低い給料でよく働く。そういう国民性であるのだけど、その勤勉さが現地の人々の仕事を奪ってしまい軋轢が生まれていた。
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そういう背景があったためか、野球の試合でも審判を含め現地のチームにひいきがあり、また体格差もあったためになかなか勝てない日々が続く。
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しかし、日本人ならではの巧妙な試合運びでリーグで優勝を勝ち取るまで強くなっていくまでの物語なのだが
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1世、2世の間の物の考え方の違いや忍び寄る戦争の影にチームをめぐる人々の葛藤が生じるのだった。
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TVのドキュメンタリーや報道で、こういうことがあった、くらいの知識は観覧者は皆持っていたと思う。で、事実の物語を映画としてどういう風に膨らませたり、笑いや泣き、といった場面の演出を持ってくることが難しかったのかな、とも思った。まあ、同行者は感動していたけど(笑)。
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2014年12月21日

アオハライド

日曜でもなかなかフルに休めない日が続いたけど、年末になってポチポチ空き時間が出来てきたので、最近封切りされた映画「アオハライド」を見に行くことに。
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さすがに歳末の日曜日だけあってモールの混雑具合がすごい。親子連れにカップル、友人と連れ立った高校生など。
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その混雑がそのまま映画館に繋がっていた。「アオハライド」は若者向けの映画なので、シニアの夫婦には少し変な居心地だ。映画の始まる前に高校生達のざわざわした話し声が周囲でしていて、なにか、どこかの学校の学園祭にでも紛れ込んだかのような錯覚に陥る。
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映画館で観覧する若者の、なんというか、「クリスマス直前に友人や彼氏、彼女と映画を見に来ているウキウキ感」が映画の中の世界と同調しているようで、こちらも普通の映画にはない雰囲気を感じる。
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前半はモロ少女マンガの主人公の設定、物語の進行にしらけることもあったけど、
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こんな少女マンガ的世界の映画も今の時期なら許される。
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学園祭に修学旅行、合宿など、ああ、6年を中高一貫教育男子校で送った自分には夢の世界だった(悲)。
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最後のシーンでは周りの感動女子がグスグスするのがまた、なんとも、学園祭で映画を見ているかのような錯覚を覚えた。おじさんも少し感動したが(笑)。
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映画が終わってエンドロールでボ〜っとしていたら、少しおまけがあったので、最後まで見ることをお勧めします。本田翼ちゃんはかわいかった(笑)。あと、一人では見ないほうがいいかも。
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2014年12月13日

わが母の記

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2年ほど前に封切られた映画で、最近TVで放映され、録画しておいたものを毎日、何回にも分けて見た。そして見返している。いろんな場面の映像がすばらしいのだ。
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この作品は、作家、井上靖が老いた母の晩年の生活について書いた自伝的小説を映画化したものだけど、まずは、冒頭からの映像の美しさに圧倒された。
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ずいぶん前になるけど、「しろばんば」、「夏草冬濤」など、井上の幼少期の伊豆から青年期にかけての生活を描いた小説を読んだ。そして、これらの作品は、自分の中でずいぶん印象に残っていた。この映画は、「しろばんば」の時代、母に伊豆に捨てられたと思っていた井上が、その後小説家として大成した後に、時代が跳躍して、後ろを振り返って幼少時からの生涯にわたる母との葛藤を描いたものだ。
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老いた母は認知症を患い、夜にあちこち徘徊したり、同じ話を何回も繰り返して周囲の人間に迷惑をかけ続ける。でも、時に主人公の伊上に彼女の心の奥底の暗い洞窟の中にある、消えそうになるろうそくの炎の周りに書かれたような記憶の断片を投げかけ、ぎょっとさせる。とはいえ、伊上は家長で、住む場所も違い、時々母に会って数日くらいの面倒を見るだけなので、実際には周りの親類が日々面倒をみていた。だからこそ、時々見せる記憶の蘇りにぎょっとするのだ。母は、現在行われている要介護認定で言えば、元気な認知症というくらいの段階(食事ができ、寝たきりでもない)で、要介護1程度のものだろう。
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公的なヘルパーなんてなかった50年も前の時代なのだけど、裕福な小説家の、女性の多い家族に支えられて、最期まで在宅で昭和の時代を生き抜いた姿がうまく描かれていた。宮崎あおいの持っていたオリンパスペンも懐かしかった。伊豆のわさび栽培地や、川奈のゴルフ場など、学生時代に伊豆の友人宅に毎年泊まってあちこちドライブした景色も思い出した。ハリウッドより、日本のこんな映画の方が何倍も面白いと感じるようになった。これは、自分の年のせいなのか、あるいは下の世代も今は邦画の方がいいと思うのだろうか、どうなんだろう。。
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2014年12月12日

フューリー

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戦場のピアニストプライベートライアンなど、第二次世界大戦のヨーロッパ戦線を現実的に描いた映画のひとつではあるのだけど、どうも、凄惨さが後に残りすぎてしまう。。
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作品としてはよく出来ていると思うのだけど、それだけに逆に、この作品を作るときに、例えば、会議があって、「こういう場面では、思いっきり現実的に凄惨な戦争の恐怖を描いてやりましょう〜」・・・というような怖いもの見たさのヒト向けの場面をしっかりと作ったんじゃあないかと。それなことを思ってしまうような「浅さ」も感じてしまった。
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戦車内の狭い空間で敵を目前にして男同士がどういう精神状態になるのか
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ドイツ軍(SS)を思いっきり恨んでいて、気持ちよく(?)処理をしているのだけど、反対の立場から見たらどういう気持ちになるのだろう。まあ、作品の中には、敵も同じ人間なのだ、というように感じさせる場面もあったのだけど。
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人類が、争いの手段として剣を使うようになり、それが銃になり、爆弾を使い、さらには戦車や戦闘機で殺しあうようになる。それにつれ、殺人の効率化が進み、こんな悲惨な映像もある意味当たり前のように描かれるようになった。
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現在では無人機が爆撃を行い、将来には、「ターミネーター」で描かれたようにロボットが人間を襲うような世界になるかもしれない。そんな、未来の現実を想像させるようなテーマも感じさせた作品だった。
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2014年11月15日

蜩ノ記

もうそろそろこの映画も終わりかな、というときに時間が取れたので見に行く事が出来た。ストーリーの骨組みは宣伝で見たまま、10年後に切腹を命じられた戸田秋谷のもとに藩士の檀野庄三郎が監視のために住み着く。
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戸田は学者肌で、藩の歴史書の編纂をこの間に行っている。学者の真実を求める姿に切腹の理由が合致しない。戸田の切腹は、なにかしらの止むに止まれぬ理由があるのだろう。
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戸田家で3年間寝食を共にするうちにその理由が明らかになっていく。
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武家のつましいけど誇りに満ちた生活を見て背筋がピーンとなるのだけど、これは、どこか現実離れした清貧日本の理想の姿を描いていたからだろう。実際には戸田の昔の出世のライバルで、世渡り上手な現家老の中根兵右衛門の方がが現実なのだ。

ロケは東北で行われたみたいで、四季の移り変わりの中で文化を育んだ日本人の姿が描かれていた。役者の会話の間に鳥の鳴き声が聞こえる。そうだ、田舎を歩いていると、カラスや鳶の鳴き声がよく聞こえる。シーンの繋ぎのこんな自然描写に懐かしさを感じたホロっとした映画だった。


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2014年08月16日

ゴジラ(2014)

今年のお盆は、14日まで仕事(会議)があったし、もちろん墓参や親戚の集まりなどもあって、遠出はムリなので自宅をメインに過ごしている。

で、昨日はハリウッドゴジラを見に。
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日本オリジナルのゴジラが米国でどのように見られているのか気になるところだ。西欧的な、こういう地球破壊もの、といえば、例えば、「宇宙戦争」や「メン・イン・ブラック」などを例にすると、荒唐無稽なキャラクターにも、もっともらしく見える理由付けをして、現実的に見せるテクニックはさすがなのだけど、今回の「ゴジラ」のヒントになった(と考える)東日本大震災、原発事故というものが、われわれにとって、あまりにも超SF的な現実であり、作品としてのゴジラが、逆に貧弱に感じてしまうという残念な面もあった。

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とはいえ、CGを駆使した映画での現実性はさすが、と思わずにはいられなかった。

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日本を襲う怪獣や、そのきっかけになる原発事故、過去の原爆(水爆)実験のからみ、そして米国に迫る津波、破壊されるビル。

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日本を襲った戦争や災害、事故、あるいは米国の911のビルのコラプスなどを連想するシーンが繰り返される。そして、最後にゴジラが海に去っていくシーンは、いくつかのゴジラ映画でもおなじみだけど、今回はことさらに、戦争や自然災害、原発事故など、運命のようにこの国を襲う困難を、ゴジラが背負って、グロデスクではあるが内に秘めた生命力を、あの「咆哮」によって感じさせて終わり、日本人として、なんとなくうれしくなって見終わったのだった。

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2014年08月07日

るろうに剣心 京都大火編

るろうに「けんしん」を変換したら「健診」だった(笑)。「るろうに」は流浪人にことか。以前アニメでヒットした作品の実写版とのことだ。
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アニメは子供が見ているのを横目でちょくちょく見ていたのだけど、なぜか嫁さんも大ファンで、前回の実写版のときも映画館に足を運んだ。
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この作品の魅力はなんといっても、アニメからホントに出てきたような「そっくりさ」だろう。
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そして、アクションも、アニメのように現実的ではないけれど普通に見える動きをしている。作品全体に、シーンごとの見え方を徹底的に研究して撮影した意気込みを感じる。もちろん、今の時代だから、撮影したものをデジタル処理をして加工するのも計算してのことなのだろうけど。
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ただ、その銀幕から伺える製作陣の意気込みとBGMが、時に、作品の、なんというか、色の濃さみたいなものになっているようにも感じた。劇場用にもう少し違うストーリーにして万人向けにしてもよかったのではないか、とも思った。夏休みに見て損はない映画です。次はゴジラだな。
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2014年07月09日

ゴジラ

ゴジラの第一作目は昭和29年に公開されたという。自分の生まれる前だ。終戦からまだ10年もたっていないのに、こういう特撮映画が撮られたというのが今さらながら驚きだ。
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水爆実験で古代から眠っていた恐竜が現代に現れるという設定。原爆、水爆という人類を滅ぼす兵器を批判するメッセージを取り入れたのは、まあ、タイムリーな話題を含ませて、客を呼ぶための方法だったのかもしれないけど、子供の興味を引くだけのものにはしたくないという、製作陣の心意気を感じる。
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しかし、この頃は、まだ戦争の記憶が人々の中に生きているのだろうか、戦争のシーンのような光景が目を打つ。
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日の丸を付けた戦車など、本物の撮影をしたのだろうか。
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燃え盛る街やビルの後ろからいきなり巨大なゴジラの頭部が現れるシーンなど、子供の頃に見てかなり印象に残っている(でも生まれる前の映画だからどこで見たのだろう?)。
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怖いなあ。
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ゴジラが破壊する東京の街中で逃げ場を失う母娘が抱き合って、「もうすぐお父さんのところに行けるから・・」と娘に話しているシーンは空襲を思い起こさせる。洋画なら助かるのだろうけど、この映画では生き死には描かれていない。戦争(敗戦)や数多くの災害を経験した民族でしか描けないだろう。
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焼け野原の東京
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被災した子供にガイガーカウンターを当て、放射能レベルが高いのを確認して、(ああ、被曝している)と首をうなだれる医師。原爆の悲惨さと重ね合わせる。
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最初は白黒で古臭い映画だと思ったのだけど、その内容の面白さにあっという間に見終わってしまった。これは日本映画の名作だ。

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2014年04月29日

相棒−劇場版3−

GW前半は天気に恵まれず、家でゆっくり過ごす。

まあ、しかし、少しは体を動かそうと、午後からモールで映画を見ることに。
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雨の連休のモールは、超満員だ。午後2時過ぎでも、レストランに長蛇の列にびっくり。駐車場に入るのにも20分ほど待たされた。
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相棒−劇場版3−
「相棒シリーズ」はテレビで水谷豊ともう一人の「相棒」が警視庁のはぐれもの二人として毎度、難事件を解決するという刑事者ドラマで、何シーズンも続いている(らしい)。連れのリクエストで鑑賞。
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劇場版とあって、舞台は背広の二人には似合わない南海の孤島だ。
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テーマは、自衛隊と警察という縦割り行政の軋轢から官僚組織や政治問題、さらには、孤島をめぐる領土問題にも及ぶ。最近の国際情勢を考えた話題性を意識した作りになっていた。
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自分にはわからないのだけど、おなじみの面々が出るたびに、観覧者からクスっと笑いが出る。
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荒唐無稽といえばそれでおしまいなんだろうけど、まあそれは置いておいて、アクションシーンの撮り方とか、ありきたりの演出など、目に付く部分があり気になった・・が、GWに家族で見るにはいい映画でしょう。
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2013年12月15日

ゼロ・グラビティ

師走で気ぜわしい日が続いている。でも、12月の雪の降るような寒さ、北風に負けずに、日曜で賑わうショッピングモールに行けば歳末気分を味わうことが出来る。そして吸いこまれるように映画館へ。
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今日の映画は、「ゼロ・グラビティ」だった。原題は、邦題からゼロを取った、「グラビティ」。訳は、「重力」でいいのだろう。最後にその意味を知ることになるのだが。
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内容は、予告編のまま。地球周回軌道で作業中の宇宙飛行士が、他の人工衛星の破片に襲われ、宇宙空間に取り残される。どうすれば地球に生還できるのか、というSFパニックもの(?)。
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宇宙空間で一人取り残され、パニックになりハーハーと呼吸が荒くなる。その呼吸音と静寂の美しい地球、それをバックに回転する宇宙飛行士が描かれる場面・・2001年宇宙の旅を思い出した。でも描写は、よりリアルだ。
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「アポロ13」を見て、CGの美しさ、リアルさに感動したのだけど、今はもうそれが当たり前の世界になってしまった。そういえば、最後のクレジットで、「エド・ハリス」の名前を見た。彼は、たしか「アポロ13」で地球のNASA本部の管制官役だった。今回は同じ管制官役で、音声だけの出演だったみたいだ。
アポロに対するオマージュを示すものだったのだろうか(あとで確かめないと。この感想は、いつもネットなどでレビューを見ずに書くから間違いも多いのだ)。
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2013年10月31日

謝罪の王様

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あまちゃんで名を馳せた、宮藤 官九郎の脚本最新作ということで、本日見てきました「謝罪の王様」。
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日本には独特の文化がある。それは土下座の文化だ。という発想から作られたこの映画、揉め事→謝罪に関するいくつかのストーリーが織り込まれ、それが伏線となり終末のストーリーに繋がる、という、あまちゃんでも使われたクドカン独特(?)の方法で作られていた。
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クドカンさんは、脚本は喫茶店で書くというのをTVで言っていた。いかにもその脚本を書いていそうな喫茶店を中心にしてストーリーが展開する。はっきりいって、前半は眠気を覚えてしまったのだけど、後半は、シーン毎に、クスっと小さな笑いを誘うような仕掛けがしてあり、こんな映画も「あり」かな、と思った。
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ラストは国と国を巻き込んだ紛争に巻き込まれる。「謝罪」といえば、近在国が二言目には言う言葉なのだけど、謝罪請求の中にこめられた悪感情は、理性ではコントロールできないもので、それを、謝る方、受け取る方で、入れ替えると滑稽なことになることがパロディーとして語られていた。詳細は映画を見てください。

出来生えとして、成功、失敗のギリギリを狙ったようなこの作品は、好き嫌いがはっきりわかれるだろう。

・・にしても、この映画を見て、クドカンの脚本で作られた「あまちゃん」の成功は、本当に奇跡だったのではないかと思った。

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2013年10月03日

エリジウム

SFアクション映画「エリジウム」を見てきた。
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・・22世紀半ばの地球は人口爆発で貧困化が進み、一部のエリートは、エリジウムという宇宙に作られたコロニーに脱出しそこで生活するようになる。貧困と富裕、不潔と清潔、病気と健康といった対極の世界をこうやって設定してそこからストーリーが作られる。
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22世紀の地球の映像は、スラム街の俯瞰とか夜景とか、ブレードランナーを思い出させる映像が多かったけど、驚異的なCG技術によりまったく現実との区別がつかなくなってきた。
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ブレードランナーのころは、夕闇とか降雨とかを映像に取り入れて現実感をかもし出していたと思うのだけど、この映画ではまったくの晴天の映像でも、空を飛ぶ宇宙連絡船(?)の姿も今のヘリコプターの映像のように現実的に見えるのだ。
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で、ターミネーターのロボットのような戦士に追いかけられたり、敵のスパイに日本刀で切られたり、
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頭の中にコンピューターのデーターを移植されたりといったSF映画の王道のようなシーンが多く出てくる。
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左にひっくり返っている車は恐らくニッサンGTRだ。日本車がめずらしいのかな。
でも、この映画は、最新のCG技術に埋没してしまうのではなく、中身もしっかりとしていて見ごたえのある作品だった。
エリジウムという理想郷は、そこに住む人間にはすばらしいのだけど、不法な侵入者は徹底的に排除する。そこでの産業は身を汚すような労働はすべてロボットにさせているのだろう。一方地球では汚れたスラムに貧しい人々が肉体労働で暮らしている。
そんな両極端な関係って今の地球の国と国の間でもあるのではないか。あるいは一つの国の中でも超富裕層と貧困層の開きが大きくなっている。ある国では超富裕層は、エリジウムのように親戚一同、リッチな国に家を作って住まわせている。
国籍や地域、宗教、人種などによる自由度や貧富の差をどうやって解消するのかは今後未来に向かっても人類に課された大きな宿題になるのだろう。
・・・この映画、ソニーピクチャーズの製作で、エンドロールが、SONY / make.believeの文字で終わっていた。このSF大作が日本の企業により作られたというのは、日本人として誇らしかった。
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2013年09月06日

劇場版タイムスクープハンター 安土城最後の一日

タイムスクープハンターは、NHKBSで放映されているシリーズで、タイムワープ技術を取得した未来人が、歴史のいろいろな時代をたずね、そこに住み生活していた名もなき人々をドキュメンタリー風に追いかけ取材するという設定の番組だ。今回はその劇場版が出来たということで映画館に足を運ぶことに。

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今回は安土桃山時代、本能寺の変の頃の一般人の生活取材という設定だ。

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とはいえ、劇場版だから時代考証に基づいた生活の描写だけでなく面白いストーリーが必要になり、逆にそれが、ドキュメンタリーっぽさを売りにしたタイムスクープハンターという作品の真実味を失わせてしまったとも感じた。

まあ、そんなことは考えずに見ればいいのだろうけど。ただ、安土城の石垣の部分の撮影で気になったのだけど、400年以上も前の設定なのだろうから、コケの生えた古びた石垣ではマズいだろうなあ。。

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それと、ハンターのユニフォーム、腕の部分にスマホのようなものが埋め込んである。最近腕時計タイプの端末が発表されつつあるのだけど、会話のしやすさ、モニターの見易さなどを考えるとこんな腕に引っ付けるスマホもありなのではと思った。
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2013年08月22日

ホワイトハウスダウン

最近、木曜日、午前中の空き時間は暑すぎて、長い距離のジョギングをするわけにもいかず、涼しい映画館で過ごすパターンをとりいれている。

で、今日はホワイトハウスダウン、というアクション物を見ることに。
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安心のB級映画といったところかな。B級映画と言うのは、低予算で短期間で作られた映画ということだけど、この映画は決して低予算でもなく、しっかりと作られたんだろうけど、なぜかそんな感想。内容は、ダイハードのホワイトハウス版といえば全てを語れる(笑)。
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内容とは別に、興味があったのは、製作がソニーが買収したコロンビア映画であるということで、こんなシーンがあった。
悪役の一人が、ハッカーで、逮捕された経歴があるのだけど、その犯行が、政府のコンピューター網にハッキングして、ミサイルの標的をアップル本社にした、なぜかというと、音楽配信(Itunes?)の仕方に義憤を感じたため(?)というもの。
・・・まあ、ソニーに気兼ねしてそんな脚本を書いたものではないかもしれないけど、なんとなく笑えたのだった。

・・・盆休み後半は、日帰りで大川入山に登山
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標高1900mのそよ風にあたり
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大汗をかき、
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ドライブを楽しんだのだった。


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2013年08月11日

少年H

今日は8月11日の日曜日。今週はお盆週で、休みを取っているヒトが多い。自営業の私は一週間ずっと休むというわけにはいかないが、街は行きかう車が少なくなり、夏休みムードが漂っていて、明日、明後日は仕事をしていても捗らないだろうなあ。

・・まあそれにしても、このところの日本列島を襲う暑さはどうだろう。名古屋で38℃という。日中は外に出るだけで大汗をかき、とても運動など出来る状況でない。こういうときは室内でおとなしくしているに限る。で、涼しいところで映画でもみよう。
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近くのモールにある映画館を目指す。お盆だから駐車場は満車だろうと思い、JRに乗っていくことに。
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2駅向こうのモールまで5分ほど。
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駅から直通の通路ですぐにモール内に入っていける。冷房も効いて快適だなあ。
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で、今日の映画は「少年H」。
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妹尾河童の有名な自伝的小説の映画化だ。以前、小説にいたく感動したので是非見たかったのだ。
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戦争の時代の前後に多感な少年期を送った少年Hとその家族の物語。小説のいくつかのエピソードが映画で映像化されている。そんなエピソードを取り混ぜながらも戦前の家庭の暮らしが淡々と過ぎていく。
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周囲の高揚した戦争気分をHの父親は醒めた気持ちで見ているのだけど、かといって妻や、Hが積極的に戦争に反対するような言葉を発すると、それを咎め、冷静になるように諭す。ロジカルに考えることが出来るヒトだったようだ。

15日はもうすぐ。最近は日本を取り巻く国際関係が気になる。戦前のつましい生活を21世紀の未来的なモールで見ているのだけど、国際政治が戦前と同じように、コントロールできなくなるようなことはないだろうか。立ち止まって考えるいい機会になった。









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2013年08月01日

終戦のエンペラー

毎年のように夏になると、戦争関係の映画が封切られる。今年も先日見た「風立ちぬ」、そしてこの、「終戦のエンペラー」、また、まだ見ていないけど「少年H」など、色々な切り口で日本の戦争の時代が映画で描かれていて、その人気の背景などを考えるだけでも興味は尽きない。
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で、今回の、「終戦のエンペラー」。
終戦直後に、日本に乗り込んで占領政策を始めた連合軍は、直ちに戦争責任者を裁判にかけ、処罰を科すことを試みる。
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軍、政治家に加え、天皇に関係した者もその懲罰ファイルに加えられ、さらに、そのピラミッドの頂点である天皇の戦争責任について、責任追及の必要の有無が検討されるようになる。
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まあ、普通の日本人ならよく知っている終戦直後の混乱なのだけど、それがハリウッドによって描かれているのが興味深かった。最近、近隣の国が、「歴史を忘れた民族に未来は云々」というメッセージを出しているが、歴史(や紛争)は立場により違う捉え方をされるのは当然のことだろう。例えば、A国の首相がB国の人間により暗殺されたときに、A国の立場ではその人間は殺人者になるだろうし、B国ではヒーローになる。

では、日本人は原爆などで多数の日本人を殺戮した米国に対して、恨みや憤りを持ったのだろうか。もちろんそれはあったのだろうけど、天皇を罰しないということによりその感情がうまくコントロールされたのではないか。。そうだとすれば、歴史というものは、利用するということに用いられることもあるのだろう。事実を(事実だとして)うまく使うか、いつまでたっても受けれないかの違いだ。

ただ、それだけではない何らかの理由もあって、今日の日本の繁栄が築かれたのではないかとも思った。
映画の最初の場面で、マッカーサーの乗った軍用機が日本に近づいたとき富士山が見える。その美しさにじ〜んとした。ドナルド・キーンさんも中国大陸から日本に渡るときに日本の山々の緑の深さに感動したと言う。その自然や四季の移ろい、時に見せる自然災害の厳しさも日本人の心に影響が現れているのだろう。

最後に、東条英機が、あの役者だったのにWWだった(笑)。
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2013年07月19日

真夏の方程式

物理学者が主人公で、難解な事件を科学的な方法で解き明かして解決するというTVシリーズから映画化された作品を見た。
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まあ、科学的な事柄で実際の事件を完全に説明することは不可能に近いと思うし、映画でも、ん?という場面も多かったのだけど、それはそれとして、作者が主人公に言わせる、「ものの見方」は頷ける面が多かった。
文明(開発)と自然保護との共存はできるのか、リスクとベネフィットの考え方、専門家は真実を話し、また専門外の人々もそれに頼るだけでなく、常に物事に疑問を持つ姿勢を持ち続けること。

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科学に興味がないという子供に、主人公は子供にペットボトルロケットの弾道実験を見せ、科学の面白さを実感させる。・・私的なことだけど、自分の子供が小学校だったころに、公園の駐車場で同じような実験をしたことがあるのを思い出した。

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そんなサイドストーリーを織り交ぜながら物語りは進んでいく。日本の夏の海辺の長閑な景色を見ながら謎解きを考えるのは、小学生には難しいかもしれないけど、親子で見るにもいい映画ではないかと思った。
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2013年05月16日

県庁おもてなし課

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今朝は昼からの会議までに時間がとれたので、久しぶりに映画館へ足を伸ばし、夫婦割2000円也で「県庁おもてなし課」を見た。

公務員と民間の仕事に対する姿勢の違いをユーモラスに描きその中に人間ドラマを挿入するというのは、以前に見た「県庁の星」と設定が似ているな。

舞台は高知県で、高知の美しい自然やスポーツなどの紹介のPRも兼ねている感じだ。

う〜ん・・全体に、「ぬるい」という感想を持った。

切れがなく、当たり障りもない。ストーリーにドキドキすることはないけど、逆に言えば、ある意味、安心の展開だ。

一緒に見た嫁さんは結構よかったという。

ところで、最近の映画の撮影の特徴なのだろうか、映像にフィルムの粒状感がなかった。おそらく、ビデオカメラを使用しているのだろう。予算的にはそのほうが安く済むということだ。

ただ、やけに被写界深度が浅いシーンを見ることがあった。ビデオカメラの撮影素子は小さいので、よほど明るくて性能のよいレンズを使用しているのか、と思ったら、一般35mm用のレンズをまず通して、その映像スクリーンを、撮影する方法によりきれいなボケ味を出す方法があるとのことで、それを使っていたのかもしれない。カメラはこんな感じかな。

しかし、シーン毎にそんな撮影方法の特性が際立ってしまって、その点が最近カメラに「いきってる」自分としては気になってしまったのだった。
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2013年02月07日

ライフ・オブ・パイ

トラと漂流した227日〜という副題を見ると、単純なサバイバル物かと思っていたのだけど、最近監督(アン・リー)のインタビューを見てから、興味を持ち、本日映画館に足を運ぶことになった(少々ネタバレ)。

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嵐や、船の難破、漂流のシーンが大半を占めるかと思いきや、前半は主人公の生い立ちを追いかけていく。人間を形成していく上での価値観がどのように生まれるか、宗教とはナニであるか、といった哲学的な問いがいろんな出来事を織り交ぜて観客に投げかけられる。

宗教って基本的には善なんだけど、なぜかのめりこむとおかしくなるし、宗教同士の争いも変だ。八百万の神を信ずる日本人には逆に理解しやすい。で、そんな混沌とした前半が一つの船に動物と人間、いろんな価値観や宗教をもつものがひとつの乗り物に乗らなければいけないという、今の世界の縮図のような状況の説明にもなっていたのだろう。

後半は、トラとの漂流になるのだけど、難破した船が日本の船舶会社だったり、救命ボートにカタカナが書いてあったり、漂流中の生きるために用意されたガイドブックにも日本語が書かれていたりして、何か、監督に今の日本について暗示する意図があったのかなあ・・などとも考えてしまった。

映画評論家の水野晴郎さんなら、〜の場面はあんな意図があって作ったのでしょう、などと言うだろう、現代の国際関係や人間性を暗示するような表現がてんこ盛りで、内容を咀嚼して味わうには最高の映画でした。そうでなくても、ただストーリーを追うのも楽しめる一本だった。

(自分には)、この映画は、311で津波に飲み込まれ、産業も近隣諸国に追いつかれ、アイデンティテイーを失いつつあるけど一生懸命再興しようとしている日本への応援の意味もあるのではないかと勝手に思ってしまった。
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2013年01月24日

レ・ミゼラブル

これは、小説、舞台で有名な作品なのだけど、正直に言うと、言葉を音楽にするミュージカルっていうのはあんまり好きでなかった(タモリと同じ理由)。でも、いろいろな方面で取り上げられることが多く、興味がてら、今回初めて見ることにした。

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最初のシーンからセリフがほとんど曲になっている。物語に入っていくのに時間がかかる。う〜ん、よくこういう発想が実現したものだ。製作現場を想像すると眩暈を覚えた。監督の執念のようなものを感じた。

主人公ジャンバルジャンの運命を時代がもてあそぶ。19世紀のフランス、日本で言えば幕末の時勢だ。若者が政府に立ち向かう中で体制側の正義と、民衆の暮らしの不整合性がどんどん高まっていく。そして、革命を起こそうとするがその企ても挫折する。

全く予備知識なしでストーリーを追いかけて行くのは疲れたなあ。家でこの作品をDVDで見るのは大変だと思う(他に誘惑が多いから)。やはり、お金を払って、ゆったりと映画館でこの作品を味わってよかった。

大満足の一品だった(しかし、〜いい意味で〜、よくこんな映画を作ったものだ!)。
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2012年12月06日

007スカイフォール

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安心のブランド、007。予告を含めて何年かに一回のワクワク感が楽しみだ。だから逆に期待を裏切らないで欲しいという気持ちで、本日映画館に足を運んだ。

007といえども、時代の推移(東西冷戦の終焉など)や、もちろん主役、監督の違いによって中身が変わってきている。自分の好きなのはショーンコネリーの頃の作品だ。英国の紳士が洒落た言葉と秘密兵器で美女と世界を股に掛けて悪者をやっつけるという単純だけどシーンひとつひとつにワクワクするような内容。まあ、水戸黄門や、男はつらいよ、と同じかもしれない。

で、今回もオープニングからハラハラシーンで始まる。場所はイスタンブール。場所の選定がキャストの選定と同じ様に重要なんだと思う。個人的にも一度はいってみたい場所だなあ。

その後、上海や、その近くの無人島(長崎の軍艦島を使ったという)、英国の自然の中と舞台は変わる。

悪役、ボンドガールなど、いつもの雰囲気のものもあったけど、やや華やかさに欠けるような気もした。

ラストは、救命艇に乗って、ボンドガールと熱い抱擁、救いのヘリの目を避けるようにカーテンを引く、というようなパターンとは違ったのかどうだったのか、見てのお楽しみ、というところかな(笑)。

・・・そういえば、最初のクレジットで、ソニーピクチャーズが作成(出資、配信?)みたいな感じだった。
そうか、それで、MI6のコンピュータは、バイオだったのだ。謎が解けた!
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2012年09月28日

映画「最強のふたり」

今朝も肩がド〜ンとしている。山はあきらめ朝に6kmほど走って、映画館へ。

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今日の映画は、「最強のふたり」 フランス映画だ。脊椎損傷の障害のある富豪と貧民街育ちのヤンキーとの物語。実話だそうだ。

障害のある金持ちを、五体満足の貧乏人が世話をするという、ありがちなストーリーをどうやって盛り上げていくのか、製作の上で苦心のあとを思わせるようなシーンもあって、そんなときは、「あ、やっちまったなー」。と、がっかりすることもあったけど、後半になるにしたがって、ストーリーに入っていけるようになり、最後のシーンでジ〜ンと来た。あれ、目がウルウルするぞ・・でも、悲しい涙でもないし、すごい感動の涙でもない。なぜか、さわやかに泣けたのだった。

ところで、「障害」という漢字は、最近「障がい」と書くようになった。そのいきさつはよく知らないのだけど、「害」に差別的な要素があるのだろうか。

このあいだ、子ども(←これも、子供と言わない?)と読んでいた英語の長文問題でも、英語でhandicapped person が challenged peopleと、言い方を変えたりして、旧字からくるイメージを変えようとすることもあるみたいだ。ただ、その文章の後半では、ジョージ・オーウェルの言葉を借りて、単純な言葉遣いこそ素晴らしいというような結論になっていた。

この映画では、障害を持つ人間に関して、同情心を持つことなく、本音で正々堂々と人間として付き合うことのほうが人間としての付き合いができるといった感じの内容になっていた。

またまた話は変わるけど、「いじめ」と「いじり」の違いについて、TVで聴いたのだけど、相手の欠点をわかっていて、それを「いじり」、話題に乗せることと、なんでもかんでも攻め立てる「いじめ」とは全然違うというというような話もあった。

こういうことは、言葉の定義としてなりたっても、その場の雰囲気、お互いの人間性、性格などで、受け取り方も違ってくるので、一概には「そういうものだ」とは、言えないと思う。

しかし、今回の映画での、さわやかな感動というものは、そういう、ハンディを乗り越えた、動物にはない、人間ならではの本能のようなものを感じたからなのだろう。
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2012年09月13日

プロメテウス

五十肩が結構痛くて、最近山に行かないようになってしまった(手が上がらないし、ザックも背負うのに手間がかかる)。走るのも少し抵抗がある。手をかばって走るので、他の部分(胸、肋骨?)が痛くなるのだ。

まあ、日中、普通の仕事の範囲ではそれほど苦にならない。ただ、夜間(就寝時)には、こういう種類の痛みは気になる。半年たてば治るというのだけど、どうなんだろう。とりあえず、無処置で安静という治療法を選択している。

で、今日は、気分を変えて、仕事の後に映画館へ。

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近くのシネコンで、夜9時40分から上映の「プロメテウス」鑑賞。
あの「エイリアン」のリドリースコット監督の映画だった。で、この作品も、エイリアンもの、といったらいいのだろうか。彼のもうひとつの代表作、ブレードランナーのような、深みは残念ながらなかったのだけど、それなりの面白い作品だった。そういえば、これらの作品には、人類と、機械・・ロボット(アンドロイド)の関わりというものが、根本的に明示されている。彼の生涯のテーマなんだろう。

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エイリアンで描かれた世界がよみがえる。あのノストロモ号を思い出した。

・・・

で、12時ころに映画終わり、外に出る。映画館から外に出て、車に乗るまで、ひさしぶりに独特な感覚(まだ映画の世界にいるような感覚)を味わった。

エイリアンが放映されたのは1979年だ。そのころは、宇宙船などの映像の特撮を見るだけで、興奮したものだけど、今では比べ物にならないくらいのクオリティーが当たり前になってしまった。

そして、車に乗って、エンジンをかけ、スマホを見ていると、「カードが挿入されました」、という電子ボイスとともに、ワンセグの画面が出てきた。

時は、2012年。もう見える世界は、未来だなあ。と、感慨に浸りながら家路を急いだ。



やっぱり、ブレードランナーの世界観がいいな。
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2011年09月28日

映画「神様のカルテ」

先週見た映画。

現役医師の書いた小説をもとに映画化された作品とのこと。24時間急患対応の市中病院の医師である主人公(栗原一止)は、先輩の医師の薦めで、大学病院に研修に出向く。そこで、末期ガンの患者さん(安曇)と出会う。大学病院では治療の施しようのないと言われた彼女は、栗原を慕って、彼の病院で最期を迎えたいと懇願する。

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現役医師の作品だけあって、救急現場、病院の内部、人間模様などは、実際に即してうまく描かれていると思った。

末期がんの患者さんの安曇は、ある方法で、栗原を探し出し、彼に主治医になるように懇願するのだけど、そんなに忙しい彼が看取るような余裕はありうるのだろうか、などと考えてしまうこともあった。まあ、それは置いといて、

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栗原のお嫁さんは写真家で、山岳写真も取っているという設定だ。信州の山が出てくるのがよかった。病院は松本だし。常念も見えるし。

末期がんの患者さんが、山を見たいといって、病院の屋上に皆で連れ出すシーン。病院の屋上からは、たしかにアルプスが見えるのだけど、やはり松本、都会だから、スモッグのようなもので山がガスってよく見えない。でも、それが本当だろうなあ。でも、患者さんには、すばらしい景色に見えるのだろう。

残念だったのが、(ゴメン)音楽。

手紙を読むシーン。う〜ん、なんだこのBGMは。。素人くさいなあ、と思ったら、が作曲していた・・、この採用は、素直に止めたほうが言いと思ったなあ。彼の将来のためにも。名演奏家は、必ずしも名作曲家ならず・・というか、声優さんにもいえるのだけど、どうして、名にかかわらないで、専門のヒトを持ってこないのだろう(返す返すも残念)。

でも、日本らしく(色濃いハリウッドや韓流のようではなく)さくらのような爽やかな印象を与えられる、いい映画でした。
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2011年05月13日

岳(ガク)

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久々に映画を見た。岳というタイトルは、原作の漫画からだそうだ。

冒頭の部分、雪原を男性が歩いていて、いきなり滑落する。見覚えがある風景は、たぶん八方尾根だ。まず、最初のエピソードとして、その男性が・・それから後、いろいろと起きる山に関する事件は、漫画的なんだけど、目くじら立てることもないだろう。BGMは、「コードブルー(ドクターヘリ)」のに似ていた。

日本の高山の空撮が美しい。槍ヶ岳なども、雪の中から黒い穂先が頭を出しているのだけど、日本の山は、尖り方が優しいなあと思う。ヨーロッパでは山に悪魔が住むと言われたそうだけど、日本の山は神々しいと思う。地震、津波、なだれ、土砂崩れ、火山・・時に人間を手ひどい目に遭わす日本の自然だけど、その自然に意識があるわけでない。

こういう日本の自然といかに付き合っていくか、そんなことを考えながら見た。

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2009年01月08日

ミスト(映画・DVD)

う〜ん ハリウッドも行き詰ったなあ・・というのが最初の感想。

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霧の中に潜む得体の知れないものが次々とヒトを襲っていく。数十センチの先も見えない霧の向こうからギャオ〜という叫び声がして、空中に死体が放り出される。

恐怖というものはその場に見える即物的なものよりも、こういう得体の知れないもののほうが恐ろしいのだ。それを狙っているのだろう。

のだが・・・

ハリウッドはCGという技法を手に入れてしまったので、(恐らく)それを取り入れて、より恐ろしいものに仕立て上げようとして・・

そして、失敗したと、僕は思う。

得体の知れない死の恐怖にさらされたときに群集はどのように反応するか、誰がリーダーになるのか、など面白いテーマだと思うのだけど、残念ながら後半はCGにより、実在し得ないものがあたかも実在するもののように描く(ために?)ストーリーが展開されていく。

最後も後味が悪い物になってしまっている。

しかし、ハリウッドって、観客の好みを事前調査して、ストーリーも入れ替えるそうなのだけど、その結果がこうだったのだろうか?不思議だなあ。
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2008年10月17日

映画「イキガミ」

この頃は邦画のほうが面白そうなものが多いし、実際失敗がないような気がする。監督の世代交代が進んだからか?このままずっとこの調子で頑張ってもらいたい。

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漫画が原作だそうだ。

この物語の世界では18歳から24歳までの間に千人に一人ランダムに抽出された若者が「国家繁栄維持法」により国家により殺害される。

この法律が出来たことで人々は死の恐怖に怯え、それに直面することにより、却ってこの国の犯罪率や自殺率が少なくなるという成果が現れている。

ありえないような世界の設定、空気感に観客がすぐに溶け込めるように、映画では、うまく表現演出していると思った。

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2008年09月15日

映画「おくりびと」

連休2日目は朝からどんより曇り。今にも降りだしそうだった。朝6km走った後、映画「おくりびと」を見てきた。

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この映画での「おくりびと」とは人の死後、死化粧を施し棺桶に入れて葬式までの遺体のお世話をする職業(納棺業)をこう呼んでいるようだ。

世の中は物事の決め事(価値観)がいろいろあって、その価値の線引きがなかなか出来ないことが多いのだけど、生きるものは最後には必ず「死」という門をくぐることは逃れようのない事実だ。

こちらがわ(現世)とあちらがわ(死後)の線があったとして、線を引くのは医者の仕事で、それから向こうは宗教であったり、こういう「葬祭業」の人々の出番になる。

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死体の世話をする職業に、なぜか僕達は不浄、というんだろうか、あまり近寄りたくないというイメージを持つ。

映画でも主人公の妻に「汚らわしい仕事!」と言わせて、妻は仕事を止めさせようとしている。

しかし、監督はそんな職業こそ誇りと尊厳を持って人々に感謝されるべきと言いたかったのだろう。

亡くなった老人のおでこに家族でキスするシーン、おばあさんに「ルーズソックスを履かせてあげて!履きたいって言っていたから!」と孫が言ったり。悲しみの中にも家族のつながり、愛情を感じてほろりとした。

核家族化や、入院などによって、身近に「死」を見ることが少ない現代、葬祭業も発展して最期のお別れまでシステム化しているように感じる。

東北の地方都市に残る少し前の家族や地域の結びつきは、ず〜っと残しておかないといけない。そして、それが日本の文化のひとつの素晴らしさではないかと感じた。
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2008年09月13日

映画「幸せの1ページ」

南海の孤島にひっそりと住む海洋生物学者の親子に当然訪れた危機。偶然それを知った小説家が困難を乗り越え彼らを助けに行く。

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ストーリーや着想は見事で、またCGを駆使した絵柄も素晴らしい。トリが飛んだり、トカゲが手に乗ったりアシカ(?)につかまって水中を泳いだりする映像は、実写なのかCGなのかわからないのだけど違和感なく見ることが出来る。

が、全部が組み合わされると、なぜか不自然なのだ。美しすぎて、現場感、臨場感というものが感じられない。かといってアニメのような荒唐無稽さもないし、中途半端だなあ。

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まあ、しかし当たり障りのないそれなりの「ほのぼの映画」でした。
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2008年08月01日

映画「ハプニング」

先入観なしに映画を見るのが自分の主義だ。

だから、この記事も見る、見ないの参考にしてほしくない。

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・・・・続きを読む
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2008年05月23日

映画「チャーリー・ウィルソンズ・ウォー」

先週に引き続いて映画を見た。シニア割引だから抵抗ないね。
今週は「チャーリー・ウィルソンズ・ウォー」。

自分はなるべく先入観なしで見たいので事前にはレビューなどは参考にしない。でも見た後に後悔したり、満足したりするのはあんまり事前の評判とは一致しないことが多いのでそれで良いと思っている。

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でも、映画には本編の前に必ず次回の予告があるので、次はこの映画を見たいという目星はつけている。今回も。トム・ハンクス、ジュリア・ロバーツといった顔ぶれに期待していた。

導入部で、「これは事実に基づくストーリーである」といった字幕が出てくる。時代は80年代。冷戦の終末の頃のお話。

アフガニスタンにソ連が侵攻して現地人が迫害を受け、それを偶然TVでみた米国下院議員のチャーリー・ウィルソンが、人道主義の支持者に担ぎ出されてあれこれしているうちにアフガンに行くことになり正義(?)に目覚め、ソ連をやっつけるために議会工作をして資金を集めて裏からアフガンを支援して最後には戦争に勝利する。

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事実に基づくとは言っても、脚色された部分は多いんだろうなあ。しかし、戦争がこういった力のある人間の個人的な思いで起きたり収まったりしてしまうということがリアルに描かれている。

その後、皮肉にもアメリカが援助したアフガンで反米の運動が起きる。それが911に繋がっていく。80年代、90年代に蒔いた種によって、今の世界、米国の情勢が大きく影響されている。

トム・ハンクスらの世代は今すごく後ろめたい気持ちなんだろうなあ。この間見た「大いなる陰謀」にも通じる悩みを感じた。
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2008年05月15日

映画「最高の人生の見つけかた」

朝10kmジョグの後、午前中時間があったので、映画「最高の人生の見つけかた」を見に行ってきた。

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CMで、もうわかっていたように、癌で余命短いモーガンフリーマンとジャックニコルソンが、病室で親友になって、残された人生を病室でなく、外で、死ぬまでに自分のやりたいとをやって過ごしていく。

家族思いの善良な市民のモーガンと猛烈なビジネスマンで金儲けしにしか目がないジャックだけど、お互いにもう半年の寿命しかない。

看護婦さんが言う。

「何か欲しい物はありませんか?」
「健康な体をひとつ!」

・・健康な体はいくらお金があっても買えないわけだ。

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しかし、2人とも死期が迫ったようには見えないなあ。国民性の違いなのか、からっとした雰囲気だった。これが日本なら黒澤明の「生きる」という作品の中にあったブランコに乗るシーンのような情緒をかもしだすんだろうけど。

途中のエピソードから僕が勝手に予想したラストとは違っていた。ひょっとしていろんなラストを作って、一番よさそうなものを選んだのではないのかなあ。。などとうがった見方をしてしまった。

英語がもっと理解できれば、さらりとした言葉の中にもその裏にあるペーソスといったものを感じることが出来たのかもしれない。

午後から会議が2つ。今度買ったノートパソコンを持って栄を歩いたら、肩に食い込んできた。明日は筋肉痛になりそうだ。
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2008年04月24日

映画「大いなる陰謀」

雨の木曜日。今日は午後から走ることにして、午前中は映画「大いなる陰謀」を見てきた。
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お勧めの映画です。

経済や外交で八方ふさがりの今のアメリカの状況を政治家、現場の軍隊、また一般人の目から、さらに過去の(レッドフォード自身の経験した)アメリカから描こうとしています。

今はまさに、アメリカはベトナム戦争末期の状況に似ていると思うのだけど、映画では大学教授役の老いたレッドフォードがやる気のなくなった学生に話しかけ、ディベートするのが、ベトナム戦争のころの若い自分に話しかけているようでした。

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世界の中で孤立化していくアメリカ。

911の頃は戦争一色だったアメリカなんだけど、今ターニングポイントにさしかかっている。どーするんだ若者!・・・とレッドフォード自身が強く若者に問いかけている姿勢が伺われた。

社会性の強い映画ですが、こういう映画もたまには見ないと。
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2008年02月28日

映画「奈緒子」

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駅伝を題材にした映画「奈緒子」を見てきた。
・・・続きを読む
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2008年02月21日

ひさびさの映画

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ひさびさに映画を見てきた。最近は見たい作品がないし、家にハイビジョンが来てから借りたDVDで見ることが多くなったからだ。

今日の作品は「アメリカン・ギャングスター」・・続きを読む
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2006年12月28日

硫黄島からの手紙

一週間前にこの映画を見たが、フルの前だったので感想をアップできなかった。でも何か書かずにいられない気がしてくるので。。。
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2006年12月16日

武士の一分

江戸時代の下級武士の生活を描いた作品で、「たそがれ清兵衛」「隠し剣 鬼の爪」といったシリーズものの作品の一つです。山田監督といえば「男はつらいよ」ですが、このシリーズも、「男は・・」とおなじように、見に来た観客が最初から最後まで思ったようにストーリーが進んでいくという安心できる作品です。人情のキビを楽しむにはいい作品です。
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2006年12月07日

007カジノロワイヤル

風邪がまだいまいち治らないので今日は午前中に映画「007カジノロワイヤル」を見てきた。
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2006年07月18日

日本沈没

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連休最後の昨日に「日本沈没」を見てきました。

夏休み向けの大型映画だけあって、家族連れで大賑わいでしたが、ネット予約で券の行列に並ばなくてすんで、またITの恩恵に預かったのでした。

さて、中身は・・ストーリーは、以前公開されたものや原作と似ているのでしょうが、如何せん記憶にないので比較が出来ません。

しかし、「3丁目の夕日」以来だと思うのですが、CGがシーンに溶け込んで違和感なく使われるようになったので、それだけでも日本映画のクオリティーがよくなったと感じました。

またシーンごとの映像が丁寧に作られていると思いました。音楽も大そうぶらなくてよかったです。

でも、そのシーンのつなぎ(編集)がいまいちかなあ・・上映に間に合わせるためにちょっと雑になったのでしょうか。

でも楽しめる内容(お金を払った分損はしない)の映画で、特に家族で見るにはお勧めです(僕は子供A、Bと見ましたが、結構感動したみたいです)。
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2006年07月13日

MI:V

朝一で見てきました。ストーリーの展開が速くて、おっさんにはついて行けない所があったけど、ストレス発散にはいい映画でした。
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でも、もし今度作るとしたら、もう少しアクションをなくして、はらはらするような、心理戦を見たいと思いました。

この中でシーンとなった上海は、超近代的なビル群があって、しかしその近くには昔ながらの瓦屋根の家々が軒を連ねているように描かれていました。007などでは、昔、日本がこんな風によく描かれていたのに、今ではMIのメンバーも中国人の女性がいるし。最近、日本は飛ばされるのかなあ(少し寂しい)。

上海の街中をトムクルーズが走ってるのを見て嫁さんがセクシーっと言っていました。
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2006年02月17日

ミュンヘン

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昨日はジョギングの前に映画「ミュンヘン」を見ました。続きを読む
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2006年01月26日

プライドと偏見

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今日は休日だったので、朝ジョギングを早く切り上げて映画「プライドと偏見」を見に行った。原題はPRIDE & PREJUDICEなので、直訳みたいなんだけど、「PREJUDICE」は「偏見」ではなく、「先入観」あるいは「ひがみ」と訳したほうが内容にあっていると思う。・・・続きを読む
posted by ashuken at 22:02| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月26日

3丁目の夕日とエリザベスタウン

2日連続で映画を見ました。続きを読む
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2005年10月13日

「蝉しぐれ」見ました

チョコレートの映画かどっちにしようと迷って結局邦画「蝉しぐれ」を見ました。
「たそがれ清兵衛」「隠し剣 鬼の爪」と同じ、藤沢周平作品の映画化とのことですが、監督は違うんですね。しかし、描こうとする世界は似ていました。

最近の時代劇は役者さんの話し言葉が現代風で(わざとだと思うんですが)、違和感はありますが、これはこれでいいと思います。

主人公の子供時代の子役さんの演技は今ひとつでしたね。でもこれもこれでいいと思います。

音楽よかったです。好みの音楽です。

今以上に閉鎖された封建時代の環境で、社会にも、家族にも、恋愛にも純粋(ピュアー)に生きていこうとする主人公の姿、彼の運命が何者に惑わされてもそれに立ち向かっていく姿勢は夢物語なのでしょうか・・そうは思いたくないです。

かなわなかった夢を語り合う2人の最後の場面に感動しました。

見ている人をしらけさせる様な過剰な演出や音楽などが余りなかったのがよかったです(邦画を見るときはいつもはらはらしてしまいます)。

じ〜んと涙がでてくるのもいいもんですよ(おっさんは最近涙腺が弱い(; ;)。
posted by ashuken at 22:40| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月10日

宇宙戦争

この間 宇宙戦争 見ました。

感動する映画ではないけどよかったです。この監督、スピルバーグはたしか、激突って映画で有名になったですね。

この映画も激突に似た、はらはら、どきどき感がありました。
日常生活を突然襲う異常な出来事、そんなときに人々がどんな風に反応するか、そのときの景色を見事に表現している・・と思います。

特に怖かったのが最初の真っ黒な雲の中から稲妻がバン、バンと落ちてくるシーン、雷が落ちた後の静けさ、犬の鳴き声だけがするのがリアルです。
あと、逃げる最中に、宇宙人に襲われて破壊されているはずの線路の踏切が突然鳴り出して、しばらくしたら火だるまの列車が通り過ぎていくシーン・・ぞぞっとしました。

子供が見たらトラウマになるくらいの迫力がありました。是非大きなスクリーンと音響効果のある映画館で見ることをお勧めします。

本日 ジョギング6Km 
posted by ashuken at 21:38| 🌁| Comment(0) | TrackBack(2) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする