2019年02月02日

うつ病九段

将棋のプロ、先崎9段がうつ病になり、その闘病を綴った。

将棋の解説や週刊誌でのコラムの連載、時にはTVのバラエティーに出たりして陽気でおしゃべり好きなキャラクターだと思っていたのだけど、ある日突然にうつを自覚したのだという。筆者の兄は大学病院で勤務する精神科医であり、兄が主治医となって入院し加療を始める。

うつの発症にはストレスが大きく関与している。脳がストレスに対応できるように脳内で物質を産生しているのだけど、ストレスが大きく、持続している場合にはその対応が追い付かない、さらには、加齢によってストレス耐性がなくなってくるのも自分は自覚している。

うつの時、患者は外界がどのように見えているのか、また、見舞う人には患者はどのように見えるのか、本人の思いが具体的に書かれていた。刺激的な言動には拒否反応が出る。でも心の中のどこかでは関係を復活したいという部分もある。「みんなが待っています」という言葉に励まされたという。

うつが回復していく過程で、振り子のように心が動く。それはいい方向だけではなく、マイナスの感情もよみがえってくる。嫉妬心なども出る。健常な人間と比べられること、何気ない一言に傷ついたりする。でも、その波がだんだんと落ち着き平穏な日々が訪れる。

同世代である羽生9段や森内9段を、「羽生」、「森内」、と呼び捨てで起債しているとことにプライドを感じた。

個人的には(医療人として)、薬の種類や具体的な投与方法も知りたいと思った。

現在、順位戦で戦っている先崎プロの今後の活躍を願っている。

posted by ashuken at 23:08| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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