2018年02月25日

竜馬がゆく

2月も後半になった。実は誕生日を過ぎて還暦となってしまった。

この機会に、ということではないのだけど、若い時に読んだ「竜馬をゆく」を20年ほどぶりに、半年ほどかけて(寝る前に)読んで、ようやく読了した。人生で3回目となる。最初は高校時代、2回目は30代後半だった。
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その度に感動はあったので、今回もきっと司馬さんの世界の中に入り込んで一気に読み終えてしまうだろうと思ったのだけど、60歳の年を経て、どうも小説の世界観に入り込めない。
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江戸から明治にいたる日本の歴史がどのように作られていったのかを調べるには、登場した人物の手紙の往還や、実際にその場にいた人からの伝聞によるものをまとめていく作業が大変だっただろう。また現地に直接赴いてその風土を感じるようなことも多かったようだ。
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こうして、司馬さん独自の竜馬に対する人物像や時代観が形作られていったのだろう。この小説を執筆し始めた時の司馬さんの年齢は40才にもなっていない若さだ。以前読んだ時には感じなかった、よい意味でも、悪い意味でも、「ものの見方の若さ」を、3度目に読む年取った自分には感じるので小説に今ひとつ入り込めなかったのだろうか。
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最近、孫が生まれ、おじいさんになったためか何なのか、この小説を3回読んだ自分自身が、その度にそれを節目として、自分の生涯の歴史の変わり目を感じる。最初は大学への入学、2回目は子ども、3回目は孫。。
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とはいえ、まだ老け込むわけにはいかない。還暦祝いでもらった「赤いウィンドブレーカー」を着てまた走りだそうか。

posted by ashuken at 22:47| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする