2017年02月27日

ものすごくうるさくて、ありえないほど近い

2001年の911テロの10年後の2011年公開された映画
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2011年の無差別同時多発テロを扱った映画は数年後からポツポツ出始めた。数時間で数千人の命が失われたのショッキングかつ重大な事件はたくさんの米国人の心に深い傷をのこした。
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主人公の少年の一家の主もそのテロの犠牲になった。息子はおそらくASDという障害をもつ子供で、知能は優れているが対人関係を築くのが困難だった。
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最愛の父親を亡くしたが、それを受け入れられず、母親にあたりちらす。彼なりに父親が残してくれた何かを探そうと計画を立てて実行する。
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911以前には繁栄と平和をあたりまえのように享受していた米国だけど、あたりまえはあっという間にそうでなくなってしまった。そして、犠牲になった人々の一人ひとりの家族にはさらに深い傷をのこした。それを受け入れて立ち直るのには金銭的なことを別にしても、数年以上の月日が必要だっただろう。
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この映画はそんな数千人の犠牲者の中の数千分の1の家族をモデルにしたものだった。不条理は21世紀の時代にも世界中のそこここで起きている。2011年の日本の大地震もあっという間に何万人もの命を奪って、さらに原子力発電所が爆発するという想像を絶する災害をもたらした。この出来事から今年で6年だ。たくさんの傷ついた人、いまだに東北で復興に携わる人々が多数いる状態なのだけど、2020年にむけ、映画やアニメ、小説、音楽などいろいろな形でいろいろな面からとりあげてほしい。たとえそれが傷口を広げることがあったとしても忘れないために。
posted by ashuken at 22:17| Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月05日

キセキ あの日のソビト

歯科医師4人組のバンド「GReeeen」の物語。
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主人公のヒデは、子供の時からから父親のように医師になろうとした夢を歯科医師に乗り換えて何とか歯科大学に入学した。大学でサークルに入って3人のバンド仲間と出会い、そこでオリジナルの曲を作る。そのデモを同じくバンドの夢を追いかけていた兄に聞いてもらってプロデュースをお願いする。
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アパートの一室を改造したようなスタジオで録音して曲を作っていく。音入れは押入れの中だ。現在は、こんな環境でもパソコンといくつかの機材を組み合わせれば凝った曲が作れる。もちろん、曲を作る才能と詞を作る才能、歌唱力がなければかなわないのだけど。
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音楽の才能と歯科医師としての将来の夢を両立させる勇気、そしていろんな人との出会いがあってこそ、あの有名な曲(キセキ)ができなかったのだと感じた。
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厳格な父親に、勉強一筋に育てられるのだけど、音楽にのめりこむ子供たち。結構自分の育った環境や今の自分の家族のことなどにダブることもあって、考えさせられてぐっとくることもあった。いい映画でした。
posted by ashuken at 20:53| Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする