2016年05月30日

アイアムアヒーロー・ソロモンの偽証

最近は邦画を見ることが多いけど、その製作についてあれこれ考えさせられることも多い。邦画って、いいものはじわじわと感動が広がることことがある一方、見始めて、ちょっと赤面して、「よくこんな(ヒドイ)作品を・・」などと、人ごとながら、製作会社の人に同情してしまうこともある。

映画ってどういう経緯で作られるようになるんだろうか。歌なら、曲が先か、詩が先か、なんていうことが作者によって違うのだけど、映画は、監督が先か、作品が先か・・。製作会社が、次はこの作品を、あの監督で、という風に決めるのか、監督が、この作品を是非やらしてほしいと注文するのか、あるいはプロデューサーが全てを仕切っているのか?

まあ、どっちにしてもいいものができればいいのだけど、素人の自分が見ても、あまりにも詰めがあまい作品があるので、邦画の前途が不安になってくる。

それと、原作に対する向き合い方。漫画が原作の場合、それを忠実に映画化するのは問題があると思う。というのは、連載漫画は、例えば、週刊誌なら、連載の度に一回ごとに盛り上がるように作らないといけないのだけど、全体としてのストーリーが練られていないものが多いからだ。

これが、原作が推理小説なら、犯人を推測させるような仕掛けを各所に作って登場人物も、それほど個性的な人でなくてもいいから(というか、印象から受ける個性を逆に裏切る設定がされることもある)、設定が荒唐無稽でも、かえってそれによって、作者のものの考え方や社会への問題提起などがデフォルメされて浮き立ってくる。映画化してもそのまま起承転結を伝えやすいと思う。

で、今回の題目の、「アイアムアヒーロー」と「ソロモンの偽証」はどちらに属するのか。
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まあ、あまり批評はしたくないのだけど、ゾンビに永延と追いかけられるだけの映画ってどういう意味があるのか。映像の作り方は、CGを駆使して最高の出来だと思うのだけど、それに酔ってしまっているように感じられた。昔、レコードの時代、ステレオが始まった時に、左右で違う音が出ることを強調したレコードがたくさん作られた。ピアノは左、ベースは右っていう具合だ。でも今これを聞くとすごく違和感を感じる。

映像作品もそういうことが言えるだろう。つまり、CGを駆使して、体が引きちぎられたり、頭が変形したりすることを強調ばかりして、「どうだ、すごいだろう!」というような出来の作品は、将来見たら、かなり恥ずかしい感じになるのだろうな、と思った。
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一方後者は、CGなんて(恐らく)まったく使わず作られたものだけど、(読んでいないけど)原作にある設定が映画としてもうまいこと再現されていた。見終わった後に余韻に浸る気持ちになったのが何よりも自分なりの感動を表しているのだろうな。

アイアムアヒーローは、作品として成り立たせるためには、ストーリーの変更は絶対に必要だったろう。(コミックを読んだわけではないのだけど)、週刊誌の連載ごとの盛り上がりを忠実に再現する必要はなくて、映画作品としての起承転結は考えないといけないと強く思った。

posted by ashuken at 22:47| Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月06日

2度目のビワイチ

今年のGWはどうしようかといろいろ考えたけど、直前まで仕事があって計画が立てられない日が続き、結局休みに入ってしまった。1週間の休みといっても、ぼっとしていてはすぐに過ぎてしまう。

・・・で、前半、いい天気が続くということで、2度目の琵琶湖一周を走ることに決定した。
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前回のビワイチは、一昨年のGWだった。前回と同様に長浜に車を止め、出発した。
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前回は、一日目が75kmほどで、物足りなかったので、今回は最低100kmは走ろうと考えていた。問題は宿泊はテントなので、テント場をどうしようか、ということだった。
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通常なら、行き当たりばったりでもキャンプ場は余裕があると思ったのだけど、この日はGW期間中だったので、満員が心配だったのだ。
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最悪、湖畔でビバークも考えたのだけど、見回りの人がいて注意でもされたら気分が悪いからなるべく避けたかった。最悪の最悪は、その日のうちに一周してしまうことも考えた。
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まあ、なんとかなるさ。。と考えながら走っていく。湖北は道がわかりやすく車も少ないし、また風も弱いので非常に走りやすい。
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何度もローディーに抜かされた。時々抜きざまに、「頑張ってますね〜キャンプですか?」と話しかけられる。「ええ、まあ、、」と答えるけど、まあ、アップダウンのない100kmくらいのことなので頑張ってるというイメージはないなあ。
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そんなローディーに逆に聞いてみた。「今日はどこからどこまでです?」

すると、
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「ああ、ワタシ?琵琶湖一周です」と(そうだよね、ベテランに見える)、、さらに、「今日で3日目、3周目」という(!)
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う〜んすごい人がいるもんだ。
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走行距離が琵琶湖大橋あたりで100kmを超え、さて、そろそろ泊る場所を探そうか、と考える。で、あと20kmほど走り、全走行距離124kmほどで、近江八幡の国民宿舎のキャンプ場につき、ラッキーにも一つだけ場所に空きがあったのでここで一夜を過ごすことに決めた。
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近くに食事をする場所がなかったので、UFOヤキソバがこの日の夕食となった。
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テントの一人の夜は長いけど、あれこれしているとすぐに過ぎて行ってしまう。板の上で寝るのは背中が痛いけど、一晩くらいならなんでもない。でも、地震の被災者の方は、不安の中で何日も、何週間もこんな生活が続くのだから大変だなあ。
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翌日は、5時に起床し、菓子パンの朝食を食べ、6時に出発し残りの30kmほどをゆっくり漕いで、スタート地点に戻った。3周目の琵琶湖一周はいつになるだろう。。

posted by ashuken at 22:34| Comment(0) | チャリの旅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする