2015年07月16日

海街ダイアリー

台風のため朝から大雨の休日だっ今日みたいな日は、映画を見るに限ると思い、久々に映画館へ足を運んだ。
DSC_0230.jpg
映画館は朝一番から、夏休み狙いのハリウッドのSF大型アクションの「ターミネーター」とか「アベンジャーズ」の封切りの直後で切符売り場は長蛇の列だった。15分ほど並んだが、邦画のこの映画は、封切り後暫くたっていて見るヒトも少なくゆったりすることができた。
m0000000762_large.jpg
鎌倉に立てられた古い日本家屋に住む3人姉妹に、死に別れた親の都合で、腹違いの4人目の末っ子が同居するようになる。
sub2_large.jpg
同じ場所に住む4人の女性がそれぞれ仕事や学校での友達や異性との関係で悩みを持っている。また母親が違うという出生に関する悩みも親戚が集う法事などの行事の際に、とげのように姉妹の関係に傷をもたらそうとする。
character_12_large.jpg
祖父母から父母、親戚に囲まれたときに、何年も、何十年も会うこともない、そういう人の何気ない一言から、毎日一緒に仲良く、クラブの合宿のように暮らしている彼女たちの仲にさざなみが広がることがあった。
character_08_large.jpg
でも、そんなことも、おだやかな海にきらきらと光を反射して時々打ち寄せる波のようなもので、4人の生活はおだやかに過ぎていく。
祖父母の時代から庭に植えられた梅の匂い、祖母の浴衣の匂い、親に作ってもらったボタ餅の味、近くの食堂のおばさんの作った名物アジフライ、父親の好きだった、しらす丼など、親や知人が亡くなっても、時に感じるその人の残された記憶の雰囲気のかけらを共有しながら古民家に生きる姉妹が描かれていた。見た後に爽やかな気持ちになるいい映画だった。
posted by ashuken at 23:54| Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする