2015年07月21日

奥美濃へ(2)

一人キャンプ泊だと、夕食後何もすることがないように思われるけど、酒を飲みながらラジオを聴いたり、スマホで音楽を聴いたり、本を読んだりしていると結構あっという間に時間が過ぎていく。そのままだと夜更かしをしてしまいそうだけど、翌日のことを考えて9時頃には就寝した。夜中に結構ザーっという雨音で目が覚めた。
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翌日は一宮で家人と待ち合わせをしていたのだけど、3時頃という待ち合わせ時間から逆算すると、朝7時にはスタートしたい。となると、起床時間は6時前になろうな。欲をいえば、もっと早く出たい。
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それで、早朝4:30にアラームをセットした。朝食は菓子パンで済ませたけど、雨に濡れたテントの撤収で少々時間を食って、出発は6時少し前になってしまった。
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出発してまもなく、自宅の近所にあるのと同じ名前の神社に出会った。なにか由来があるのかなあ。
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円空にも縁がある場所だそうだ。さて、今日は、この先の林道を400mほど登り国道に出て、長いトンネルを越える。林道は舗装されているかどうか心配だったけど、グーグルストリートビューで舗装されている事が確認できたし、キャンプ場の管理人さんに聞いたら、大丈夫(けど大変だよ〜)・・との話から出発を決心した。
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沢沿いに舗装路が走っている。綺麗に舗装されているので走りやすいけど、15kgほどのキャンプ用具一式を後ろにくくりつけて登るのは大変だ。
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心配なのは、パンクと「クマ」だった。パンクは一応修理用品は持参していたのだけど、簡単にはいかないだろう。岩のかけらなどを踏まないように慎重に進んでいった。「クマとの遭遇」はもうひとつ怖かったことだ。熊スズは持っていなかったので、どうしよう、と悩んだあげく、スマホの音楽を最大音量で流して走っていくことにした。朝6時頃に山中で聞こえる「SEKAI NO OWARI」にはクマも驚いて寄ってこなかった。
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なんとか林道を抜けて、国道256号に出る。もう少し行くと、長いトンネルに出会う。長さは4km以上(!)。数百メートルのトンネルでも怖いのだけど、その10倍ほどもあるトンネルをチャリで走るのはまたまた心配だった。ただ、下調べで、大型車の通行はなく、普通の車両も通行は少ないとのことだった。実際には10台以上の車に追い越され、また対向された。
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トンネルを抜けると、すぐに、板取川をまたぐ橋になる。
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近くの喫茶店で2度目の朝食。
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このあたりは最高に走りやすい。ご機嫌だった。
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夏空に白い雲が浮かんで眩しいなあ。
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鮎つりのメッカでもあるらしい。
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しかし、関から岐阜に抜ける頃から気温が急上昇し、
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1時過ぎに一ノ宮に着いたときには、気温が35℃(!)となり、熱中症寸前でなんとか家人との待ち合わせ地点にたどり着く事ができたのだった。
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2015年07月20日

奥美濃へ(1)

台風が去り、そろそろ梅雨明けか、というこの連休は、夏の旅にふさわしい場所へ、ということで奥美濃方面にチャリのたびを企画した。
自宅から郡上八幡まで82kmだから、がんばれば2日で往復することもできるのだけど、この暑い時期に長距離はイヤなので、自宅〜一宮まで、家人に送ってもらい、そこから出発することに。
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白赤が1日目(64km)、赤線が2日目(74km)。宿泊はキャンプ場を利用した。
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一宮から木曽川を渡る。まずは岐阜市内から関市を目指して走っていくのだけど、やはり、市内は走りにくいなあ。
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しかし美濃市に入り、古い町並みを見てだんだんと旅行気分が盛り上げってきた。
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どんよりした曇り空から時々雨が落ちてくる。今日あたりに梅雨明けの予報だったのだけど、いまいちの天気だ。長良川の流れも激しい。
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長良川をのんびり見ていたら、反対側を電車が走っていく。長良川鉄道越美南線だ。このローカル鉄道はTVの旅番組などでよく取り上げられる。
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国道は交通量が多いので、国道とは川を挟んで反対側の道を探しながら走っていく。
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ローカル線の駅舎も撮影してみる。
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今と昔、あるいは季節の違いで見える景色がどうちがうのか、見る自分も若いときと現在では感じ方が違うから複雑だなあ。
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感傷に浸りながら自転車を漕いでいたら、川から嬌声が聞こえてくる。ラフティングが流行っているみたいだ。大雨の後だから流量が多く怖そう。
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美並苅安駅に到着。今日のキャンプ場はここから4kmほど山に向けて走った地点だ。
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一泊2200円也。
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一人晩御飯を食べた後に、急に雨が降ってきた。慌ててテントに引っ込んだあと、しばらして日が差してきた。
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雫に日が当たってうつくしい。
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もうすぐ日が暮れる。



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2015年07月16日

海街ダイアリー

台風のため朝から大雨の休日だっ今日みたいな日は、映画を見るに限ると思い、久々に映画館へ足を運んだ。
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映画館は朝一番から、夏休み狙いのハリウッドのSF大型アクションの「ターミネーター」とか「アベンジャーズ」の封切りの直後で切符売り場は長蛇の列だった。15分ほど並んだが、邦画のこの映画は、封切り後暫くたっていて見るヒトも少なくゆったりすることができた。
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鎌倉に立てられた古い日本家屋に住む3人姉妹に、死に別れた親の都合で、腹違いの4人目の末っ子が同居するようになる。
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同じ場所に住む4人の女性がそれぞれ仕事や学校での友達や異性との関係で悩みを持っている。また母親が違うという出生に関する悩みも親戚が集う法事などの行事の際に、とげのように姉妹の関係に傷をもたらそうとする。
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祖父母から父母、親戚に囲まれたときに、何年も、何十年も会うこともない、そういう人の何気ない一言から、毎日一緒に仲良く、クラブの合宿のように暮らしている彼女たちの仲にさざなみが広がることがあった。
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でも、そんなことも、おだやかな海にきらきらと光を反射して時々打ち寄せる波のようなもので、4人の生活はおだやかに過ぎていく。
祖父母の時代から庭に植えられた梅の匂い、祖母の浴衣の匂い、親に作ってもらったボタ餅の味、近くの食堂のおばさんの作った名物アジフライ、父親の好きだった、しらす丼など、親や知人が亡くなっても、時に感じるその人の残された記憶の雰囲気のかけらを共有しながら古民家に生きる姉妹が描かれていた。見た後に爽やかな気持ちになるいい映画だった。
posted by ashuken at 23:54| Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月08日

官僚たちの夏


あるブログで紹介されていて、アマゾンからキンドルで購入して読んでみた。こんな風にネット経由でキンドルで購入というパターンが最近増えている。音楽も気に入った曲の歌手や題名、歌詞の一部からネット検索→ダウンロードというパターンでスマホに入れてしまうことがちょくちょくある。小売店のヒトに申し訳ない。

さて、この小説のことだけど、昭和30年代の省庁に勤務する高級官僚達の仕事ぶりが、まざまざと描かれている。志を高く持って官僚になり、ボロボロになるまで働くキャリアの人々だけど、次官になるのはその中でも限られた人材で、実力はもちろん、人脈や運にも左右される。

また、その省のトップである大臣、さらにその上の総理大臣との関係性にも触れられていて、作者ならではの現実に沿った描かれ方はさすがだった。

その中で、大臣に仕える秘書官の仕事は、「無定量・無制限に働け」ということだ、と書いてあった。また、ある官僚は、大事な法律の作成のため、夜昼なく働き、親の死に目にも会えなかったという。

こんなエピソードが繰り返されて、日本の繁栄がもたらされたということだろう。自分の仕事に省みれば、大学卒業後は、研修のために、2年ほどは、盆暮れなく働いたものだけど、30代になって落ち着いてきた。

それぞれの分野でも組織を維持して大きくする、または新しいものを取り入れるのに、人と人との関係がまず第一であり、人事を考えることが重要なのだ。でも、現実には主人公の思ったようにはならない。

これは、組織の中での自分にも関係するような小説なので、そのまま仕事をしているような気分になり、気休めにはならなかったなあ。。
posted by ashuken at 23:14| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする