311の日、2時46分は国会中継を見ていた。3時から仕事なので、昼寝から目を覚まし、でもまだぼやっとした気持ちで中継を見ていたら、ピロンピロン、という例の緊急地震速報の画面が出てきた。
東北地方太平洋沖地震発生時の緊急地震速報 投稿者 orz0406たしか、数日前にも福島沖で結構強い地震があったので、その余震ではないかと思い、のんびり見ていたら、国会も揺れているというアナウンス。そして、スタジオに切り替わり、緊張した雰囲気に一気に切り替わってきた。やがて、名古屋もゆっくり揺れだした。長い周期だった。
3時から仕事だったので、その後は、仕事場のパソコンのワンセグをつけっぱなしにして仕事をしていたのだけど、夕食の時間帯に自宅でTVをつけると、信じられない光景が飛び込んできた。でも、それは、東京周辺の湾岸地帯の火災の映像が多かった気がする。津波の被害は、甚大すぎて電波も届かなかったのだろうか。
その日は、深夜まで、報道は続くし、速報は鳴り続けるし、まんじりともせず寝床に入った。傍らには懐中電灯、ラジオを置いておいた。熟睡できず、深夜に目が覚め、小さな音でラジオを点けてみたら、また、あの緊急地震速報の音が。まるで、日本列島が悲鳴をあげてきしんでいるのではないか、などと思ってしまうくらいの状況が続いていたのだ。
この日のツイート。原発は、当日から心配だった。そして、12日。1号機の爆発。
14日には3号機が。その間に
ブログを書く。原発のその後はどうなるのか、専門家といわれる人がTVで解説をするのだけど、刻々と変わっていく状況に心配を払拭させようとしているのがわかった。政府の枝野大臣の発表も、落ち着いていて、精神的に緊張させないようにしようとする雰囲気が感じられた。
僕がよく見る科学系のサイトの学者先生はどういう反応をしたのだろうか。
大阪大学の
菊池教授のブログでは、震災後3月16日に最初の投稿があった。彼はツイッターでは情報発信をしていたそうなのだけど、このときはまだフォローしていなかった。そして、20日に放射線の影響についての内容の記事が載った。震災後に科学者といわれる人の間でも、情報をめぐり、またその内容について数々の議論が戦わされたのだけど、どの情報や議論が信ずるに足るのかということは重要なことだった。
菊池教授の
この記事で、失敗学会という風変わりな学会のあることを知り、ここの記事が原発関係ではまともな情報を流していたと思う。
4月の終わりころになると原発も落ち着いてきたように見えたのだけど、原子炉の圧力容器の温度や水位などは、毎日チェックしていた。5月の連休のころは、4号機の水位が下がるという事態が報告され、これはかなり心配だった。
実際の放射性物質の飛散状況とか身体への影響などは、東京大学の早野教授のツイッターと菊池教授のツイッターをフォローして、それぞれのリツイートなどからも情報を得ることができ、週刊誌などの報道に惑わされることなどもなく過ごすことができた。
6月19日のツイート
6月20日のツイート
そのころから、原発事故は現政権が原因だったとか、菅首相は犯罪者とか、八つ当たりのような報道も見られるようになった。
311以降、それまでだんだんと進んでいた情報獲得の手段の大マスコミ(TVとか新聞)からネットへの流れが一気に進んだと思う。少なくとも自分ではそうだった。
この流れはも堰止められないだろうなあ。とはいっても、あふれる情報から正しい情報を選択し、利用する責任は個人に携えられるのだから、いい面、悪い面もこれから出てくるのだろう。
posted by ashuken at 23:51|
Comment(0)
|
もろもろ
|

|